琵琶湖フローターガイドで1年のうち最も釣果を上げているのが、アノストレート7インチのネコリグです。
ネコリグは、狙い通りにデカバス釣果を上げられる最強リグですが、どんなルアーも使い分けが必要です。
どんな状況でネコリグを選択して、狙って釣果を上げるかをこのブログでまとめてみました。
パッと読むための目次
琵琶湖木浜、ネコリグ1投目で50UP捕獲釣果
これまで何度もネコリグ(アノストレート7インチ)で1投目でデカバスを釣ってもらった実績があります。
先週の3連休時、ゲストさんを琵琶湖木浜に案内して釣れた50UP。
こちらのゲストさんは、12月末冬の北湖西岸で1投目で3キロオーバーを捕獲。
詳しくは、琵琶湖冬のおかっぱり釣果を最大化する条件まとめで綴っています。
この魚も、開始1投目で捕れたブリブリの北湖バスです。
詳しくは、【琵琶湖釣果】冬バス1時間で50UP2本釣れた日とボウズ日の違い検証ブログにまとめてあります。
これらのバスは全てネコリグ(アノストレート7インチ)での釣果ですが、どんな状況でどうやって1投目で釣れたかについて具体的に記載します。
狙ってデカバスを釣るために何処でネコリグを使うべき?
沖にあるハードボトムエリア
現在、琵琶湖南湖はウィードが非常に少ないです。
そんな時は、南湖でもストラクチャーにバスが付く傾向があります。
例えば琵琶湖南湖木浜沖。
通常なら浚渫上がったチャネルラインに近いフラットエリアにもウィードが繁茂していますが、2018年9月はほぼウィードがないです。
そんなフラットエリアにポツンとゴロタ石が固まるエリアがあります。
水中映像でみてもらうとバスがいっぱい集まっているのが分かります。
こういった場所をネコリグをキャストする事で、狙ってデカバスを釣る事ができます。
北湖西岸の取水塔付近
今の南湖は特に、西岸のウィードがなくなっています。
強風だった台風21号の風表が西岸だったからです。
西岸でウィードがない中でポツンと、水深3〜4Mレンジに立っている取水塔が北湖西岸にはいくつもあります。
取水塔のボトムはゴロタ石でゴロゴロしている事が多いのでネコリグは最も有効な狙い方になります。
こういった場所は、バスが居着く可能性が高い場所になるので、北湖西岸の取水塔は狙ってデカバスが釣れる今年の狙い目です。
琵琶湖木浜ハンプのブレイク角の流れが当たる部分
これからの琵琶湖のベイトはアユを意識すべきです。
アユは流れのある場所を好む傾向があり、通常は北湖にしか生息していませんが、放水量が多くなると南湖に流入してきます。
南湖で最も北湖に近い木浜エリアにあるハンプ(浚渫の堀残しで浅くなっている水深3M程の地形)の流れが当たる北側ブレイクに溜まっている事が多いです。
ベイトが溜まっている箇所にキャストすれば、狙ってデカバス捕獲に繋がります。
タイミングはマズメ時
デカバスを狙って釣るためにキャストすべき場所についてご紹介しましたが、デカバスがいる場所に投げるだけでは、デカバスは1投目で食ってくれません。
場所の次に重要なのがタイミングで、2つの要素が合う事でデカバスに口を使わせやすくなります。
一番確率が高いのが夜明け際、誰も狙っていない時に一番最初にキャストする事です。
夜明け際が難しくても、朝マズメや夕マズメ時等バスの食い気が上がっている時にキャストする事も重要です。
マズメ時に狙えない場合は、風の吹き始め、曇り始め、雨の降り始め、寒い日に太陽が指し始めて暖かくなり始めた時。
そんなタイミングに照準を合わせて、ここはバスがいるだろうという場所でキャストしてもらうと1投でデカバスを捕獲できる可能性が高まります。
バスの行動習性とルアーの使い分け
どんなルアーも使い分けが重要ってよく聞きますが、何を根拠に使い分けたら良いかについてご紹介します。
シャローエリアは広く散る
実は、バスの行動は、レンジの違いによって変わる事をご存知でしょうか?
詳しくは、ヒロ内藤さんが解説しているこちらのDVDを見てもらうと理解が深まります。
浅いレンジのバスは、広く散って回遊する傾向があるんです。
なので、基本的にシャローで釣りをする場合は、広範囲に探れる巻物系のルアーが適しています。
琵琶湖南湖でおかっぱりをする場合は、ほとんどがシャローエリアになるので、巻物系を中心に組み立てて、場所を特定せずに広範囲にランガンする釣り方を基本にするのが良いです。
(水の透明度によって、アピール力の弱いシャッド系やスイムジグに変える等の工夫は必要です)
シャローは巻物を中心に組み立てるなら、ネコリグの出番はないのか?と思われるかもしれませんが、シャローにある桟橋や鉄柱等のストラクチャーを狙う時は、ネコリグが活躍してくれます。
ディープエリアには固まる
ディープエリアの場合は、バスが固まる傾向があります。
ディープエリアにバスが固まる事は、この水中動画を見てもらえらたらすぐに分かります。
バスの水族館状態、大興奮の映像です!
こういったディープを攻める場合は、場所を変えるのではなく、1つのポイントで様々なルアーをキャストする事を重視すべきです。
一つの目安にしてもらえたら嬉しいです。
ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。 2018年デカバス捕獲実績7割