琵琶湖で大人気ビックベイトネコソギDSR。今回は、12月の琵琶湖における水中のウィードの様子を水中動画を交えて紹介しつつ、ネコソギで先週56cmと62cmをゲットした状況を解説します。
パッと読むための目次
ネコソギDSRの特徴とアクション、使うべきタイミング
まずはネコソギの基本的なアクションについてご紹介です。どんなルアーで水中でどうアクションするのかについてご紹介します。
ネコソギDSRはどんな特徴のルアー?
ネコソギDSRは冬にフィーディングしているデカバスに照準を定めて釣るルアーです。様々なビックベイトが存在していますが、実は初心者に一番オススメのビックベイトだと思います。ネコソギDSRの特徴は、根掛かりを避けてデットスローにボトムをトレースしながら、弱ったベイトを演出できるのが特徴です。
ネコソギDSRの潜行深度ですが、2.5M〜3Mくらい沈みます(タックルバランスにもよります)。また、ウェイトを付ければ、より深いレンジのボトムをキープしながら早い動きに反応しないデカバスに口を使わせる事ができるルアーです。何より、ネコソギDSRの良い所は、急深で潜ってくれる所です。
なぜ初心者におすすめかというと、基本は投げてゆっくり巻くだけで効果的なアクションが演出できるからです。根掛かり性能も高く、ボトムに岩等が沈んでいてもかわしつつ、ボトムをトレースしてくれるだけでデカバスが釣れます。でもただ単に投げるだけでは釣れないので、どんな場所で、どうやって使うかについても後ほどご紹介しますのでブログを読み進めて下さいね。
ネコソギDSRの水中アクションとバスのチェイス水中動画
以前のブログで、琵琶湖でネコソギをキャストした時に、バスがチェイスしてくる所を撮影した動画があるので、こちらを見て、釣れるイメージを植え付けて下さいw
ネコソギDSRを使うべきタイミング
どんなルアーも使うべきタイミングが重要です。では、ネコソギDSRの場合はどのタイミングが重要でしょうか?答えは朝マズメと夕マズメです。もう少し詳しく伝えると、夜からちょうど明るくなって来始めるタイミング、夕方からだんだん暗くなってくるタイミングが最も釣れます。
実はキャストして5投以内にネコソギDSRでデカバスを仕留めた事が何度もあり、タイミング、場所、トレースするコースが当てはまると、非常に高い食わせ能力を発揮するのがネコソギDSRの魅力です。
ネコソギDSRを使うべきポイント
ネコソギDSRを使うタイミングが夜明け時、夕暮れ時だとすると、おかっぱりアングラーこそが、ネコソギでデカバスを狙えるチャンスがあります。では、どういったポイントでネコソギDSRをキャストすれば良いでしょうか?ということで、ネコソギDSRをキャストすべきポイントの水中動画や実際の釣果を交えてご紹介します。
ネコソギDSRを使うべきポイント1:北湖西岸のウィードエッジ
2017年12月初旬。今の琵琶湖北湖西岸はどんな風にウィードが生えているかご存知でしょうか?ネコソギDSRをキャストする場所を考える上で重要になるのが、ウィードの生え方です。ウィードが無さ過ぎてもバスがいるかは分かりませんし、ウィードがあり過ぎてもウィードが根がかって、ネコソギDSRのアクションを活かす事ができなくなります。
ということで、北湖西岸にある河口付近のウィードの生え方についてご紹介します。実は12月でもウィードが残っているポイントには残っています。どういったポイントに残っているかというと、湧き水があるポイントや、水通しの良いポイントです。同じ水深でもいろんな要因でウィードが生えないポイントもあるので、岸に対して垂直にウィードエッジが形成されているような場所があれば、ネコソギDSRのキャストポイントになります。魚探画像で解説するとこんな感じ。右写真の緑で表示された場所にウィードが生えています。実際にウィードが生えている箇所の水中映像はこんな感じです。結構ウィード残っていますよね。冬は北西風が吹く傾向にあり、北湖は西岸の方が風裏になり、岸付近にウィードが残る傾向があるのが特徴なので覚えておいて下さいね。
ネコソギDSRを使うべきポイント2:北湖東岸のロックエリア周辺
続いて、北湖東岸についてのご紹介です。先ほど、西岸と東岸ではウィードの残り具合が違うと説明しましたが、例えば、北湖東岸のロックエリアであれば、こんなふうにウィードが残っています。魚探画像の緑部分がウィード生えている場所です。風表になる事に加えて、岸付近にはゴロタ石が積み上がっていて、ウィードが生えにくいという事もありますが、西岸に比べてウィードは少ないです。
ネコソギDSRを使うべきポイント3:北湖西岸のディープエリア
続いて、ネコソギDSRを使えるおすすめのポイントの3つめは、北湖西岸のディープエリアです。おかっぱりには難しいとは思いますが、フローターならではの狙って狙えるスタイルです。北湖西岸のディープの定義については、64cmをオーバーライドで捕獲したブログで紹介していますのでご参考下さい。ディープにいるバスであっても朝夕のタイミングはフィーディングに入る事が多く、ストラクチャーの近くにウィードが生えているような場所は格好のスポットになります。
上記の写真で1mmの厚さのウェイトシールを貼って4gくらいの重さになります。はさみで簡単に切れて使い易いアクティブの鉛シール(ウェイトシール)がおすすめです。
ディープの狙い方の手順ですが、(1)キャストする。(2)少しリトリーブする(ラインの表面張力をきる)(3)ルアーが水中に潜るとラインの表面張力がなくなるので、クラッチをきってフリーフォールにする。(4)水より比重の思いフロロカーボンの重み+ネコソギDSRの重みで沈んでいくのでボトムに沈むまで待つ。(5)ボトムについたかを確かめてゆっくりリーリングする。(6)ついてなかったら更にクラッチをきって沈める。という流れです。 ということで、とあるディープエリアを狙うとガツンと特大バイトが!上がってきたのは、63cmの10ポンドオーバーでした。10月から4本目の10ポンドオーバーをゲットしたのですが、フラッシュのつくカメラを忘れたのが悔しいです。なお、ネコソギを使うのに、おかっぱりだと、人気ポイントだとバッティングのリスクが高くなり、かつ、狙う場所も限られてしましますので、フローターやゴムボートを購入されると、プレッシャーなく一級ポイントを独り占めの釣りが可能になります。
琵琶湖で500回以上釣りにでかけ、一度も危険な目にあったことがない実績を根拠に、バイソンウェーブの製品をおすすめしますので、ご興味のある方は、バイソンウェーブ専門店の通販サイトをご参考下さい。
ネコソギDSRのフォロールアー
どんなルアーも必ず釣れる事はなく、状況によっては釣れる釣れないが分かれる所がバスフィッシングの面白さであり、難しさです。ですので、ネコソギDSRを投げても釣れない事はあると思います。では、そんな時、どんなルアーをフォローで選択すればよいか?についてご紹介します。
メタルバイブ(オーバーライド)
一番のおすすめはメタルバイブです!メタルバイブはリアクションバイトが多く、食性で口を使わないバスに強制的に口を使わせる手段として最適だと思います。ネコソギDSRは食性で食わす、メタルバイブはリアクションで食わすをイメージしてボトムを狙った釣りで対極の狙い方で反応をみるというスタイルがシンプルでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?ネコソギDSRはボトムトレース能力と根掛かりの回避性、角度の深い潜行能力を備えた素晴らしいルアーです。マズメ時の光量が少ない時間帯で、北湖西岸、東岸の水中の状況を把握しつつキャストして、ぜひ、デカバスをゲットして下さい。
魚探不要、アイフォンでおかっぱりでも届く範囲の水深変化を正確に把握できる水中マップはこちら
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