【釣果直結】岬周辺バスの居場所を水中動画と魚探で検証

バス釣りにおいて、最も大切な情報は「バスがどこにいるのか?」です。今回は、琵琶湖北湖にある1つの岬において、様々な場所を水中動画と魚探画像で検証し、バスがどこについているのかを解説したいと思います。この日の基本情報ですが、小雨/微風で、気温は9度、
水温は琵琶湖大橋 13.8、安曇川沖 13.8、洗堰放流 130tとなっています。なお、今回の撮影に要した時間は2時間程で早朝6時〜8時くらいの時間帯で撮影しました。検証中はずっと、水中カメラと魚探を稼働していて、要所要所を撮影して紹介させていただきます。

岬周辺でバスがいなかった場所

季節は11月下旬。年によって違いはありますが、11月下旬と行っても北湖の岬周辺には、ウィードが残っています。バスを探すならウィードの場所を把握する事はバス釣りの基本となりますので、ウィードエリアについて調べてみました。

水深6M付近のウィードエリア

ということで、まずは水深6M付近のウィードエリアをチェック。水中動画でみるとこんな感じでウィードが生えています。北湖において、大体7Mくらいまではウィードが生えるので、6Mのレンジだとウィードのアウトサイド付近になり、水中ではこんな感じでウィードが生えていますが、バスは映っていませんでした。

水深5M付近のウィードエリア

少しレンジを上げて、水深5M付近のウィードエリアをチェック。水中映像はこんな感じ。さっきの6Mレンジとの生え方の違いもご参考下さい。やはりバスは映っていませんでした。

水深3M付近のウィードエリア

続いて、もう少しレンジを上げて水深3M前後のエリアをチェック。これくらいのウィードの生え具合だったら、バスがついてそうなんですが、このエリアでもバスの姿は見えませんでした。ということで、この岬周辺に関しては、この日のこの時間帯においては、ウィードにバスがついていませんでした。

岬周辺でバスがいた場所

ウィードという要因だけでは、バスを見つける事ができなかったんですが、ある要因に標準を当ててみると、ついにバスを発見!では、どんな所にバスはついていたんでしょうか?これから詳しく解説していきます。

岬周辺のハードボトム

さっきのウィードエリアよりもう少し岬の先端付近に進むと、水中でボトムの固さが変わる場所があります。どうやってハードボトムの違いを見分けるのか?という事については、ハミングバードのオートチャートライブ機能を活用しました。この機能があれば、一度、通っただけで簡単にハードボトムの変化を把握出来るという素晴らしい機能です!

実際の魚探画像を映すとこんな感じ、青色の薄い所より濃い所の方がボトムが固くなっている状態です。ということで、ちょうどボトムの固さの変化になる周辺をチェックすると、待望のバスを発見!やはりバスはハードボトムを好むんですね。

ディープにあるピンスポット

岬といっても水上からは分かりませんが、水中には様々な変化があります。この岬の水中には、水深は岸から離れると一気に落ち込み、10M強の深さになるのですが、落ち込む途中の9M付近に、ポツンとゴロタ石があるエリアが存在しています。

おそらくどの琵琶湖ガイドブックにも乗っていないスポットで、こういったスポットは魚探や水中動画で発見する事ができます。岬の風裏になる場所で、水深9Mに存在するゴロタ石ポイント。そんな場所を水中動画で見てみると、やっぱり居ました。デカバスが!

水深4M付近のゴロタ石+ストラクチャーエリア

岬周辺のハードボトムエリア、水深9Mのゴロタ石エリアとは別に、もう一つ、水深4M付近のゴロタ石エリアがあり、ストラクチャーもこの岬には存在しています。この場所の周りは水深4Mなので、先ほどご紹介の通り、よい感じにウィードが生えています。ウィード+ゴロタ石+ストラクチャーが複合するスポットを調査すると、ここにもバスは居ました!

岬周辺でバスがいる場所を狙えるおすすめルアー

この岬は、特に冬に釣りに出かける事が多く、様々なデカバスを捕獲しています。では、実際に釣った事のある実績ルアーをご紹介させていただきます。

ネコソギ

ネコソギは言わずと知れた人気ビックベイトです。通常のネコソギの潜行深度は最大で3Mくらいなのですが、重りをつけると4Mレンジをトレースする事ができます。ゴロタ石+ストラクチャーが絡むポイントの水深は4Mなのでこの付近にネコソギを投入し、1投目でデカバスをゲットした事もあり、信頼と実績のビックベイトです。
Phat lab/ファットラボ 【nekosogi DSR/ネコソギディエスアール】オリカラ

ネコリグ(アノスト7インチ)

ネコリグの良い所は、根掛かりが少ない事と、沈むスピードが早い事、食わせの能力が高い事です。今回紹介したゴロタ石+ストラクチャーのエリアはネコソギでも狙えるのですが、今の時期はまだウィードが残っているので、ウィードがひっかかる可能性があります。そんな時、ウィードをかわしつつ、ピンスポットを狙えるのがネコリグの使い方です。

特におすすめはアノストレートの7インチです。アノストは扁平形状のためアピール力があり、ワームが大きい程、大きいバスが食う傾向があります。13inを試した事はないのですが、1年で一番、アノストでデカバスを釣っていて、実績のあるワームです。

 

また、水深9Mのゴロタ石ピンスポットでは、石に根がかる可能性を回避しつつ、重りを5gか7gにすれば、水深9Mでもボトムが穫りやすく、食わせる事のできる可能性も高くなります。北湖のピンスポットでのアノストは、フローターガイドにおいての最強パターンになっています。

メタルバイブ

今回のように冬になると、食性で口を使うバスの個体サイズやタイミングが限られていて、釣果を上げにくい要因となっています。しかし、たとえ食性で口を使わなくても、リアクションでバスを食わせる事ができるんです。ここがバスフィッシングの魅力でもあります。

アノスト等のネコリグでピンスポットで食わせられなかった時には、フォローでメタルバイブを投入するのをお忘れなく。例えば、O.S.Pのオーバーライドがおすすめなのですが、オーバーライドの水中映像やおすすめの理由は64cmのデカバスを釣ったブログにまとめていますので、ご参考下さいね。

オーエスピー オーバーライド OSP OVER RIDE 1/4oz メタルバイブ

まとめ

いかがでしたか?今回は冬で、ウィードが減少しつつあり、ハードボトムやゴロタ石といったボトムの形状が固い場所やストラクチャーにバスがいる傾向がありました。バスを居場所を知るのにハードボトムを知る事の重要性は通年において重要ですが、特に冬や春は重要度が高まります。このブログを参考にみなさんもぜひ、デカバスをゲットして下さい。

ポイントの様子を水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。



 

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