魚が釣れなければどこで釣ればいいか、何で釣れば良いか、なぜ釣れないのか、分からないですよね?
春の琵琶湖を攻略するために、初心者でも分かりやすく釣りがうまくなるステップについて解説しつつ、春の一級ポイントである澪筋(みお筋)について水中動画と魚探画像、実際の釣果レポートについて記載したブログをご参考下さい。
パッと読むための目次
釣りが上達するプロセスとは?
SNSで釣れているのになぜ自分には釣れないの?
春が訪れて間もない3月後半、シーズンインを告げる1本に出会うのが遠かったら、悩みは尽きないですよね。
そんなあなたがどうやったら釣りが上手くなるか?について、具体的なステップをまずはご紹介します。
釣りがうまくなる定義=狙い通りに釣果を上げられる
まずは、釣りが上手くなることを定義してみます。
釣りが上手くなるとはどんな状態かは一概には言えないですが、今回は、自分が狙った場所で狙ったルアーで釣果を上げられることを釣りが上手くなる定義として考えてみます。
その上で、どんな場所を狙い、どんなルアーを選べば良いか?私なりの考えを展開していきますのでよかったらご参考下さい。
ボトムの地形を知ることが釣果に繋がる最大のキモ
バス釣りで最も重要なことは、釣れる場所を見極める能力ですが、釣れる場所を判断する時にキモとなるのは、春夏秋冬いつでも変わることがない要素を抑えることです。
つまり、ボトムの地形、変化を把握することが釣りが上手くなる基本となるという大前提をまずは抑えて欲しいです。
ボトムの地形を理解するためにオススメなのは、ボトムの釣りをすることです。
テキサスやネコリグといったボトムを感知しやすく、根掛かりがしにくいルアーを選択して、水深がどう変化しているのか、岩や木が転がっている場所がないかというように、ポイントはどこでもいいと思いますが、まずは、1つの場所に通いつめてボトムの変化を知ることをオススメします。
1つのポイントに通い、ボトムの釣りを繰り返すことで、ボトムの様子、地形を把握するだけで、例えつれなくても、別の日に同じポイントにキャストすると、釣れることがあるので、狙って釣れる=釣りが上手くなると実感できることにつながります。
日によって変わる要因を理解して釣果をあげる
ボトムの変化=年中変わらない要素を把握するだけでも確実にデカバスを釣るためにステップアップできてきます。
ボトムを知るという基本を抑えた上で、次に必要なのは、その日の状況を知ることです。
琵琶湖、特に南湖で釣りをする場合は、様々な要因でバスのいる場所が変わります。
例えば、放水量。
誰もがご存知だと思いますが南郷洗堰の放水量によって、琵琶湖南湖に流れる水の量、流れの速さが変わってくるので、バスの付き場所に影響する非常に大きな要因になっています。
一つの目安ですが、おかっぱりだと放水量が多い方が釣りやすい要因になることの方が多いです。
放水量が多いほど、沖は流れることになりバスは流れを嫌って岬の裏側やシャローに寄る傾向があるからです。
また、放水量以外にもベイトの有無、ウィードの生え具合、風向き等、バスがつくことに繋がる要因は様々です。
おかっぱりアングラー、特に初心者がいきなりベイトの状況や風向きなどでバスの居場所を予測することは難しいのですが、こういった要素が変わることでバスの居場所を探すプロセスがバス釣りの楽しさでもあるので、ぜひ、色々と経験を積んで上達してもらえたらと思います。
繰り返しになりますが、日によって変わる要因を的確に判断するのは難しいので、まずは、ボトムの変化を把握することを優先させることをオススメします。
ちなみに春夏秋冬、どんなシーズンもボトムの釣りはよく釣れます。
時期によっては、例えば北湖からの冷たい水がボトムを流れてバスが中層に浮き気味で中層やトップの方が釣れる場合はありますが、年中ボトムの釣りをする価値は十分あります。
春の一級ポイント:みお筋はなぜ釣れる?
狙って釣りをするために、ボトムの変化を把握するのが重要なのはわかった!
でも特にどのポイントが春にデカバスを狙う上でオススメで、ボトムの変化を知るために通いつめる場所としてふさわしいの?
と思う方は多いと思いますので、ここからは代表的な春に釣れる場所である澪筋(みお筋)について、なぜ釣れるか?をご紹介します。
澪筋(みお筋)は水深が変化しているから釣れる
バスは水深20㎝でも高低差があればつくと言われています。
澪筋(みお筋)は船が岸に近づく際の通り道になることを目的に、人工的に掘られている場所になるので、必ず、水深に変化があり、バスがつく要素となっています。
また、人工的に掘られているので、大きな水深の変化以外にもボトムに凸凹がある場所がたくさんあります。
実際に澪筋(みお筋)を撮影した場所の水中映像があるので、ぜひご参考下さい。
このポイントはあとから紹介する実際に釣れたポイントのすぐ近くを撮影したものですのでぜひご参考に。
澪筋(みお筋)はハードボトムになっているから釣れる
ハードボトムはバスがつく格好のスポットとなっています。
ハードボトムにバスがつく根拠について詳しく解説したブログがあるので良かったらご参考下さい。
魚探をみたことのない人はよく分からないと思いますが、魚探でハードボトムの場所は2次反射、3次反射が映りボトムの線が2重、3重になるのですが、魚探画像の左側をみてもらうとボトムの線が3重に映っているのでハードボトムであることが分かります。
澪筋(みお筋)は越冬場所からスポーニング場所に伸びているから釣れる
春のバスの居場所を知るのによく引き出されるのが、越冬場所がどこなのかという考えです。
越冬場所=ディープエリアとなり、南湖の場合、浚渫地帯を除けば、メインチャネルと呼ばれる南湖中央より少し西に寄った場所にあるメインチャネルが南湖の中では水深が深いエリアになり、越冬場所と言われています。
スポーニングを意識したバスはメインチャネルから、シャローに移動するのですが、その時の通り道になるのが澪筋(みお筋)になります。
あるポイントにあるみお筋の魚探画像をみてもらうと、メインチャネル(右側、青色になっている部分)からシャロー(左側)に向かってみお筋がズドンと通っている様子がよく分かってもらえると思います。
以上を根拠に、春=みお筋を狙う事は、教科書通りのデカバスポイントで釣りをすることになり超オススメです。
おかっぱりアングラーがみお筋を見つける方法
これまでご紹介した情報をもとに、よし、澪筋(みお筋)を狙ってデカバスを釣ろう!と思ったいただいた時、どこがみお筋になるでしょうか?
これからは、魚探がなくてもみお筋の場所がわかる方法についてご紹介します。
澪筋(みお筋)の見つけ方その1:水中マップを購入する
魚探がないと澪筋(みお筋)等の正確な地形変化は把握できないと思っていませんか?
おかっぱりアングラー、フローターに最適!他では手に入らない魚探不要、携帯琵琶湖の水深変化が見れる水中マップがあるので、こちらをご参考下さい
澪筋(みお筋)の見つけ方その2;グーグルマップを活用する
水中マップでなくても、最近のテクノロジーの進化は素晴らしく、グーグルアースやグーグルマップはおかっぱりアングラーやフローターで釣りをする人には心強い味方となってくれます。
こんな感じでグーグルマップをみてもらうとうっすらと水深が浅くなっている場所、深くなっている場所の違いが分かりますが、色が深くなっている筋がみお筋になります。
みなさんも見つけて下さいね。
もちろん、琵琶湖フローターガイドをご利用いただければ、みお筋の位置だけでなく、バスの付き方、釣り方を詳しくご紹介しますので、ぜひご検討下さい。
ご予約いただければローランス、ハミンバードの魚探で映った映像が実際、水中ではどうなっているのかについて、360度撮影が可能な水中カメラを用いて詳しく澪筋(みお筋)について解説できますし、他の澪筋(みお筋)のオススメポイントなどのご紹介も可能ですので、よかったらご予約下さいね。
みお筋狙いで40後半2本をゲット、釣果レポート
いかがでしょうか?週末は澪筋(みお筋)狙いで釣りに行きたくてうずうずしてもらえましたか?
ここからは、実際にみお筋を狙って釣りに出かけて、2時間で40後半2本を捕獲した時の釣果をレポートさせていただきます。
朝マズメ時に澪筋(みお筋)狙いで1本
釣りに出かけたのは3月25日。
この日はまず沖の水深4Mラインのポイントを目指して夜明け前から釣りに出かけました。
必殺のアノストネコを投入し1時間くらいキャストするも無反応。
ポイントを移動して、シャローのみお筋ポイントに移動。
澪筋(みお筋)の中でも特にオススメなのが、みお筋の始まり(岸側)と終わり(沖側)のエッジ付近です。
ウィードエッジやストラクチャーの端。どんなポイントにも共通して変化があるエッジを狙うのはデカバス釣果をあげるオススメの狙い方です。
ということで、澪筋(みお筋)の岸側の始まりにネコリグをキャストすると、待望のコツコツバイトが!
ストラクチャー狙いで1本追加
さらにポイントを移動。今度はストラクチャーと澪筋(みお筋)が絡むポイントにキャスト。
すぐに答えがあり、雑巾バイトの反応があり上がってきたのは、ブリブリの40後半フィッシュ。
最後に釣れたポイントの水中映像をどうぞ!
良い魚が2本出てくれて楽しい釣行となりました。3月に入って、8回釣行に出かけていますが、うち7回は40UP以上が釣れ、7回のうち4回は50UP以上が釣れて好調が続いています。
まとめ
いかがでしょうか?春は澪筋(みお筋)狙いは春夏秋冬でもオススメですので、グーグルマップや南湖マップなどを情報源に事前に様々な方法で澪筋(みお筋)がある事を把握してポイントを選び、ボトムの地形を把握しながらぜひデカバスをゲットして下さいね。
あと、琵琶湖南湖の澪筋(みお筋)の深さは大体共通していて、深くなっているのは3M程で、浅いところは2M程になるという特徴があるのでその点も覚えてもらって実際の釣行に生かしてもらえたら嬉しいです。
ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。
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