琵琶湖で数釣りを楽しむ具体的な方法

せっかく琵琶湖にきたんだから、ボウズは逃れたい。

そのお気持ち、よく分かります。

この記事は、ある程度シーズンは限定されますが、再現性高く琵琶湖で数釣りを楽しめる具体的な方法について、ご紹介します。

2021年秋の琵琶湖で数もサイズも楽しんでいただいています

9月末〜10月の釣果をアップします。

アノストレートやトルキーストレート、ライトキャロ等で数、サイズともに釣れています。

現在の琵琶湖は、数釣りを楽しみながらデカバスも交じる展開を再現性高くフローターで狙える、最高のシーズンです。

秋の北湖で釣りをすることが一番再現性が高い数釣り方法になる

琵琶湖で数釣りを楽しむのに一番オススメは秋に、北湖で釣りをする事です。

なぜそうなのか?根拠となる考え方をご紹介します。

秋に釣りをする事が再現性高く数釣りを行う最大のポイント|バスのサイクルを理解しよう


バスの生態を理解すれば、秋にバス釣りをすることで数釣りを楽しめる根拠が分かっていただけるかと思いますので、以下をご参考下さい。

バス生態|シーズン毎の成長概要

  • 春:誕生する
  • 夏:成長する
  • 秋:捕食する

上記は非常にシンプルですが、春に生まれた小バス達が積極的にルアーに反応してくれるのが秋になるので、秋は数釣りが楽しめるという訳です。

夏はまだルアーに反応するだけ小バスのサイズが大きくなっておらず、デカバスに食われたりするシーズンとなります。

デカバスに食われずに生き残った小バスが、冬を迎える前に成長するため積極的に捕食をするのが秋なので、秋は毎年数釣りが楽しめます。

もちろん、琵琶湖以外にも、全国で共通する考え方なのでご参考下さい。

北湖で釣りをすれば小バスがいる場所にアプローチしやすい


ここからは琵琶湖特有の数釣りをする上での考え方をご紹介しますが、秋に数釣りを楽しむ場所で最もおすすめなのが、北湖で岸から届くウィードエリアです。

当たり前ですが、なるべく小バスが溜まっている場所を特定して釣りをするのが釣果を上げる秘訣となりますが、秋は、北湖のウィードエリアならこんな感じで多くのバスが溜まっている状況になります。

特におすすめの場所は、

  • 奥琵琶湖などの湖北エリア全般
  • 北湖西岸河口や流れ込みのウィード
  • 北湖東岸ロックエリア

上記のエリアで、ウィードが見える場所であれば、高い確率で小バスがいる事が考えられるので、数釣りを狙って見て下さい。

数釣り狙いなら特に小さいワームが釣果を上げやすい


ほとんどの小バスは釣られた経験もなく警戒心が薄いため、色んなルアーに反応してくれます。

トップからボトムまで、色んなレンジを狙って、数釣りを楽しむ事ができます。

手堅く釣果を上げるなら、ダウンショットやカーリーテール等、小さいワームを使った釣り方が良いでしょう。

具体的には、

  • ダウンショット(1.8グラムシンカー+3インチクラスのカーリー系ワーム
  • ネコリグ(1.8グラムシンカー+5.5インチワーム
  • ノーシンカー4.5インチワーム
  • シャッド系のプラグ

などがいいでしょう。

秋の南湖は相対的にウィードが残っている範囲が広くてポイントを絞りにくい

秋は、北湖、南湖問わずに数釣りが楽しめる時期ですが、北湖の方が小バスの密集度が高い傾向があり、釣果が上げやすくなります、以下より、その根拠をご紹介します。

ウィード生育範囲が狭い北湖とウィード生育範囲が広い南湖の違い

何度かブログで紹介していますが、北湖と南湖ではウィードが生える面積に違いがあるため、絞りやすさが異なっています。

南湖=水深浅い(平均水深4M)=ウィード生えている場所が広い=ウィード生えている場所が広くて魚が散る
北湖=水深深い(平均水深40M)=ウィード生えている場所が狭い=ウィード生えている箇所に魚が集まる

2021年の琵琶湖については、特にウィードが残っている範囲が広範囲のため、バスの居場所が特定しにくい特徴があります。

ただし、夏に台風が直撃する等がある年の場合、南湖であっても秋にウィードがなくなって、バスの居場所が特定しやすい状況になることもあるため、上記は全ての年に当てはまる事はありませんので、ご注意下さい。

台風とウィードの残り具合を加味して、釣り方を変える事は、経験値を重ねる程、バス釣りが楽しくなる要因にもなりますので、ぜひ、気にしてもらえたら嬉しいです。

冬に北風を遮る西岸や奥琵琶湖にある漁港で狙う

冬は小バスにとっては、水温が低下し生死に関わる状況になるため、ほとんど口を使わなくなりますが、ウィードもほとんどなくなるため、秋よりも小バスが密集しやすくなる傾向があります。

コツを押さえれば数釣りを楽しむ事ができます。

北湖の漁港が最も手堅い

北湖西岸の漁港は、冬に水温低下の要因となる北西風を遮る場所にあり、かつ、水深が深いという特徴があるので、小バスが集まる傾向があります。

水温が高まる昼過ぎや夕マズメ等を中心に、スローな展開での釣りを心がけると、数釣りが狙えることもあります。

釣り方はダウンショット、ボトムで移動距離を抑えた釣り方をする

上記のような漁港で、ボトム狙いでかつ、あまり激しく動かさない釣り方を心がけて下さい。

スロー系の釣り方で反応がなかった場合は、冬の鉄板メタルバイブを使ってみると、釣果が上げられる事があります。

食性ではなく、リアクションで数釣りができますが、冬よりも秋の方が釣果を上げやすく、人間的にも楽なので、冬よりも秋がおすすめです。

まとめ

2021年秋の琵琶湖は、1年のうち最も数釣りが楽しめる時期ですので、子どもや彼女に初めてのバスを釣らせたい方や、ボウズを逃れたい方はぜひ、釣りに出かけて下さい。

もし、高い確率でデカバスを釣りたかったり、ピンスポットを知りたかったり、ライブスコープ等の高性能魚探でバスやベイトの状況が知りたい方は、ガイドのご利用お待ちしています。