クリア化、秋晴れ、水温低下、放水量減少とタフな要因が重なる秋の琵琶湖南湖ですが、赤野井湾で50後半フィッシュを捕獲した時の詳細をレポート。
パッと読むための目次
赤野井湾、シャローの特徴
赤野井湾内の最大の特徴は濁り
なぜ濁り傾向かというと、
湾が深いので水流が届きにくい。
底質が泥である。
流入河川から濁りが入る。
という要因が重なっているからです。
濁り傾向が活きるのは南湖全体がクリアな今がおすすめ
濁り傾向の赤野井湾の特徴を把握して釣りをするのは、実は今が良いです。
なぜなら、琵琶湖南湖全体がクリアで魚に口を使わせにくい中、赤野井湾は部分的に濁っている場所があり、ルアーで騙しやすいからです。
部分的にいうのが大切(濁っている所と濁っていない所ではルアーの使い分けが必要)で、例えば沖の一文字でも濁っている場所と濁っていない場所があります。
濁っている場所の水中映像を見て下さい。(一文字で濁っていない場所の水中映像はブログ後半で紹介します)
今の琵琶湖南湖では、秋に活躍する巻物を巻くのに赤野井周辺だけ反応があるという状況も有り得ます。
春の赤野井湾も濁りがデカバスに有効
春は濁っている場所の方が、水温が温まりやすく、スポーニングの好条件が揃いやすいからです。
そういった特徴を踏まえてぜひ赤野井湾を狙ってみて下さい。
赤野井湾に生えるウィード
おかっぱりで届く付近に生えるのはフサモ系のウィード
赤野井湾のおかっぱりポイント付近には、例年、フサモ系のウィードが生えています。
水中動画はこんな感じです。
このウィードは水の流れが弱い場所に生える特徴があり、毎年、赤野井湾の岸際に生えています。
全開放水時等で魚が岸に入って来る時は、このウィードのアウトサイドにデカバスがうろつく事もあるので覚えていて下さい。
沖エリアに生えるのはネジレモ
赤野井湾のシャローと沖は底質が異なります。
分かりやすい目印は、一文字です。
一文字周辺は結構ハードボトムになっていて、水通しのよいエリアとなっています。
注目すべきはハードボトムの面積で、北山田の一文字よりも、幅広い範囲でボトム形状が固くなっていて、一文字から3M以上は硬い場所が続きます。
なお、この周辺は、フサモではなくネジレモが生えます。
水中映像ではこんな感じです。
ネジレモはウィードの中を通しにくいですが、スピナベやチャター等、シングルフックの巻物でネジレモと水面の間を通したり、ネコリグやセンコーノーシンカー等で狙えるウィードです。
赤野井湾一文字、メガリキで50後半フィッシュ捕獲、詳細レポート
赤野井湾を魚探がけに出かけたついでに少し釣りをすると、幸運にもキャストして2投目で50後半のデカバスが釣れたので状況を報告します!
釣れた場所は赤野井一文字の南端
赤野井にいくつかある一文字の南端です。
一文字はどこも良い場所に見えますが、両端は特にデカバスが集まりやすい一級ポイントになるので、ポイントが空いていれば必ずチェックしてみて下さい。
バス釣りで釣果を上げる非常に重要なキモはストラクチャーの端を狙う事です。
漁礁のエッジを狙う、ロックエリアのエッジを狙う、色んなストラクチャーが複合している場合は、一番沖や岸にあるストラクチャーの端を狙う。
「エッジ」「端」は高い確率でデカバスがついているので必ず狙って見て下さい。
釣れた時間は6時過ぎ
朝6時過ぎです。
ちょうどレンタルボートの方がたくさん出られているタイミングでした。
秋の朝は冷え込み傾向ですが、夜明け〜6時過ぎくらいまではバスの食い気が上がります。
最近、いつもこの時間帯に釣れていますし、同時間帯にボイルもよく発生しています。
魚が釣れるのにタイミングが重要だという話は良く聞きますが、秋冬での朝マズメは特に重要です。
釣れたのはメガミキのネコリグ
最近、かなり高い確率でメガミキネコリグが釣れています。
通常はアノストネコで釣る事が多いのですが、クリア化している今の琵琶湖南湖では、アノストよりもメガミキが活躍してくれます。
場所とタイミングを合わせて、実績の高いメガミキネコリグを投入すると、2投目でバイトがあり、ブリブリの50後半フィッシュを捕獲!
琵琶湖メガミキネコリグのすすめ|3時間で50UP含む8本釣果というブログに、メガミキネコリグで狙うべき場所等記載していますので、ご参考下さい!
秋晴れの日こそ、フローターでの釣りが有効になる根拠とは?
実は例年、秋は釣れる日と釣れない日がはっきりするのをご存知でしょうか?
釣れる日=秋雨前線が活発で曇り、雨の日
釣れない日=秋晴れの日
他の釣りガイドやおかっぱりアングラーのSNS投稿を調べてみても、曇り、雨の日と秋晴れの日で釣果が違う傾向である事が分かります。
釣りに行ける日を選べる方は、この時期は特に、曇りや雨の日を選んで釣りに行くのをおすすめします。
また、秋晴れの日でも、日の出〜6時過ぎは食い気が上がるので、釣れる可能性が高くなるのですが、おかっぱりアングラーではバスがいるポイントをピンポイントに狙いにくく、ボート等は営業していません。
ですので、フローター+エレキの最強の組み合わせで高い再現性でデカバスを釣れる状況が実現します。
今回釣りに行った日の次の日にはスピニングしか投げられない初心者ゲストさんが50後半と40後半フィッシュ釣果を上げてもらった時のブログをご報告しますのでお楽しみに。
まだまだ快適に釣りができるのでぜひ、遊びに来て下さいね。
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