いよいよアフターから回復してきたバスが増えてきた琵琶湖南湖。
フローターが最も楽しく釣れるシーズンが到来です!
メインチャネルに絡んだポイントでライトリグパターンで40後半4本と、55センチクラスをバラした日の詳細を水中動画付きで解説。
皆さんのデカバスゲットにお役立てください!
パッと読むための目次
放水量が弱まったらメインチャネルの付近を狙おう
琵琶湖南湖が大人気の理由が、南湖の一番南にある南郷洗堰の放水量によってバスの付き場所が変わる事で、放水量を参考にしながらバスの居場所を探してデカバスを狙える所にゲーム性がある点です。
このブログを記載する数日前までは、300トン放水と放水量が多めの日が続いていたのですが、パタンと放水量が弱まりました。
放水量によってなぜバスの居場所が変わるかについてご紹介します。
人間もバスも同じ?6月の行動パターン
バス釣りは意外とシンプルで、バスの居場所は、私たち人間の事に当てはめればどこにいるかは分かります。
6月といえば、夏日が来て暑くなったり、涼しくなったりの日があると思いますが、暑い日に外出される場合は、日陰を歩きますよね?
バスも人間と一緒で、6月から夏に向けて季節が進行していくと、より涼しい所として水が流れている所や日陰になっている場所、水深が深い所に集まります。
琵琶湖南湖において、水深が深く、水が流れる所は、メインチャネル付近になるので、暑い日や放水量が少ない時は、メインチャネルに近いポイントを狙うのがオススメです。
なお、ご存知の方は多いと思いますが、琵琶湖南湖のメインチャネルですが、西岸よりがメインチャネルとなっています。
実は琵琶湖大橋をひっくり返すと、南湖の水深とほぼ一致し、琵琶湖大橋が一番高く盛り上がっている場所と同じラインがメインチャネルと考えてもらったら分かりやすいです。
深さによって水温はどれくらい違う?
夏日は深い場所、メインチャネルを狙うのがいいとお伝えしましたが、水深の違いによって、水温がどれくらい変わるかピンとこないですよね?
という訳で、水深ごとの水温の違いを計測した素晴らしい表をブラッシュさんのブログから引用させていただきますので、ご参考下さい。
この表は7月のものにはなりますが、6月でも深さが違えば同じように水温も異なるイメージを持ってもらえるかと思います。
6月の放水量に関しての重要情報
では、南郷洗堰の放水量はどうやって調べれば良いでしょうか?
以下のサイトに放水量が記載されているので、チェックしてみて下さい。
http://www.kkr.mlit.go.jp/biwako/index.php
ちなみに、よく全開放水となる事がありますが、全開放水ってどれくらいの放水量かご存知でしょうか?
放水量は水位によってかわるのですが、水位が+4㎝の時の全開放水量が約600~650m³/sという記載があるので、ひとつの目安にして下さい。
http://www.kkr.mlit.go.jp/biwako/info/faq/qlist/qlista/a8.html
なお、6月15日と6月16日では琵琶湖の基準とする水位が違い、具体的には6月15日は水位0㎝に対し、プラス30㎝に保とうとします。
6月16日は0センチに対しマイナス20cmが基準、でその差は50cm。
勿論、日本最大の湖琵琶湖の水位を1日で50cm落とす事は不可能で、6月12日辺りから放水量を増やし水位調整を始めます。
この時期は梅雨に絡む事もあり、放水量が多い傾向があるのですが、上記のような背景で放水量が変わる事をぜひご参考下さいね!
2時間で40後半4本釣果レポート
という事で、2018年6月2日(土)メインチャネル付近のポイントを釣りに出かけて、40後半4本を含む釣果に恵まれた時の詳細をご報告します。
概況
この日のデータは以下の通りです。
晴れ/微風
気温 14/中潮
水温 瀬田川 20.9
琵琶湖大橋 20.0
安曇川沖 17.3
5点平均水位 -5
放水量50m³/s
最も釣果を伸ばせた要因
この日は、ピーカン無風に放水量が下がり、プロガイドも含めて釣果は厳しい日だったようですが、フローターで釣果に恵まれた要因は、ちょうどマズメ時に釣りができた事が大きいと思います。
これからの時期は特にタイミングが重要で、マズメ時、風の吹き始め、曇った瞬間、雨の降り始めなどのタイミングを目安にここだというポイントでデカバスを狙って下さいね!
ライトリグ(ロングカーリー)で40後半フィッシュ
今回は、ゲストさんをご案内し、メインチャネルに絡んだ沖目のポイントを選びました。
まずは、メインチャネルから一番近くにある縦形ウィードが生えている場所を選択。
ウィードに高さがある場所なので、ロングカーリー(カラーはコーラ)のライトテキサス(シンカー3.5g)を選択してもらいました。
水中のウィードの様子はこんな感じで、まだ水面までは達していませんが、いい感じにウィードが生えています。
早速、ゲストさんの竿がぶち曲がり!
ライトリグ(アノストネコとロングカーリー)で3本追加
その後、キャストを繰り返してもらいましたが反応がなく、メインチャネルのすぐ近くのハードボトムが絡むポイントに移動しました。
すると、いい感じにベイトが入っている映像が映りました!
そこで選択したのはアノストレート7インチ。
ボトムにセンニンモが生えている場所で、センニンモの上にステイしているバスを狙います。
カナダモ、エビモ、フサモはバスがウィードの中に入るのですが、センニンモはバスはウィードの中には入らずに、センニンモの上に付いているので覚えておいて下さい。
水中の映像はこんな感じ。
上下逆転していてごめんなさい。
すかさずアノスト7インチをキャストすると、狙い通りバイトが!
スクールが入ってきているのか、同じような良型のデカバスが続けてヒット。
こんどはロングカーリーのライトテキサスでした。
浚渫で特大サイズバラし、スライドフォールジグ3.5g+スタッガーワイド4インチ
その後、ハードボトムエリアが反応なくなったので、今度は最初に反応があった、ウィードのアウトサイドエリアに戻りました。
そこで、スライドフォールジグ3.5gにスタッガーワイド4インチをキャストすると、1投目でバイトが!
ハイパワーな引きで惜しくもバラし。
確実に55㎝は超えるアフター回復系のバスでした。
その後、2本程40未満を追加して終了。
一番サイズの大きいデカバスを逃してしまい悔しさが残りますが、ゲストさんにも良型バスを釣っていただけて楽しい釣行となりました。
この時期は、ギル喰いバスはでかいのが多く、スライドフォールジグ3.5gにスタッガーワイド4インチの組み合わせは最強のデカバスハントルアーになるので、皆さんもぜひ使ってみて下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まだ、ライトリグ優勢の琵琶湖南湖で放水量の違いによって狙う場所、狙い方を使い分けて、ぜひデカバスをゲットしてくださいね。
ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。