暖かくなるとスポーニングを意識したデカバスを釣りたくなりますよね?
ベイトを追いかけ回してるデカバスを狙って釣るのにチャターベイトはおすすめです。
どんな状況でどうやって釣るのか?なぜチャターベイトを選ぶのか?をご紹介しますので、これを見れば、初心者でも狙ってチャターベイトでデカバスが釣れるようになります。
パッと読むための目次
チャターベイトの使い方を意識して開始20分で40後半フィッシュをゲット
琵琶湖南湖のミオ筋付近、朝マズメ、水深3M付近でデカバスをキャッチ
釣れた場所の水中動画をどうぞ。
スポーニングのバスが集まるような場所に、バスの食い気が上がる夜明け直前のタイミングで、ベイトを追いかけ回しているバスを狙って、チャターベイトをキャストしたら、狙い通りにバスが釣れました。
釣れた場所は水深3M前後で、チャターベイトは1/2オンス(スティーズカバーチャター+スイングインパクト4.5インチ)のセッティングでした。
チャターベイトの特徴
主にただ巻きで使用するチャターベイトですが、以下の特徴があります。
- ブレードが水流をうけ振動し濁った場所や夜に使う時にベイトを演出できる
- 巻いているだけで千鳥アクション(イレギュラーに動く)ためバスのバイトを誘発できる
- ウィード回避性能は低い(ウィードをすり抜けては使用しにくい)
上記を踏まえて、チャターベイトをどんな所でどう使うかを解説します。
チャターベイトの使い所
時期、場所、タイミング等、チャターベイトの使い所の要点は、以下になります。
春と秋
チャターベイトは、春や秋がオススメのシーズンになります。
- 氷魚や鮎が回遊する時期
- チャターベイトをストレスなく通せる適度なスペースが生まれやすい
琵琶湖でいうと、上記がおすすめの根拠です。
いずれの季節も、ウィードの生育状況によってチャターベイトを使うかどうかの判断が分かれますが、チャターベイトを巻いてもウィードが引っかからないような状況で、ベイトフィッシュがいる気配がするポイントでは、チャターベイトを見るべき要素が含まれています。
濁った場所での釣りや夜釣り
チャターベイトは濁っていたり、夜釣りをする場合にこそ、使い所となるルアーです。
逆に、クリアアップしている場合は、バスに見切られてしまう可能性が高くて適さないので、別のルアーを選択するのがオススメです。
水温が急激に低下したタイミング
春夏秋冬、どのシーズンでも水温が前日比1度以上下がる場合、バスの活性は下がります。
なぜなら、バスは変温動物であり、体温を調整できない生き物のため、水温が下がった場合の影響をまともに受けてしまうからです。
活性が下がった状態でバスに口を使わせるためには、リアクションバイトを考える必要があり、チャターベイトならではの千鳥アクションでリアクションバイトを誘発する事が可能です。
ストラクチャーが絡む所やウィードエッジ
杭やアシ際、ウィードエッジ等、何かしらの変化がある場所の横に、バスはついています。
そこにバスがついている事を想定し、ストラクチャーより5Mくらい奥にチャーターベイトが落ちるようキャストし、チャーターベイトを通せばストラクチャー付近でズドンとデカバスが釣れる事があります。
琵琶湖南湖等でウィードアウトサイド等を狙う場合、範囲が広くてバスの付き場所を定めにくい状況でも、チャターベイトは効率的にバスをチェックするのに優れています。
チャターベイトと他の巻物との使い分け
スピナーベイト、バイブレーション、スイムジグ、クランクベイト等、巻物でもいろんな種類のものがありますが、チャターベイトとどう使い分けるべきかをみてみましょう。
スピナーベイトとの使い分け
スピナーベイトとチャターベイトは以下の点で異なります。
- ウィードの回避性能がスピナーベイトのほうが優れている
- スピナーベイトは千鳥アクションがない
- スピナーベイトはブレードが金属でできていて、視覚的な要素でバイトが狙える
ですので、バスがウィードの中にいるような場所で、ウィードをすり抜けてバイトを狙いたい場合は、チャターベイトよりスピナーベイトを選びましょう。
バイブレーションとの使い分け
バイブレーションとチャターベイトは以下の点で異なります。
- バイブレーションはラトル音等でバスにアピールができる
- トレブルフックがついているので、バイブレーションの方がバイトした時にバレにくい(ただし、ウィードは拾いやすい)
- チャターベイトの方が、ショートキャストでもバイトを狙える
いずれも濁った場所や夜に狙う場合に使うべきルアーですが、ウィードの背丈が高い場合や、ショートキャストでバスを釣るような場合は、チャターベイトの方が適した場合が多いです。
ショートキャストでチャターベイトを使ってバスを釣る状況とは、例えば、水面まで伸びているエビ藻の束の横を効率的に狙いたい場合等は、チャターベイトが活躍してくれるシーンになり得ます。
スイムジグとの使い分け
スイムジグとチャターベイトは以下の点で異なります。
- スイムジグの方が透明度が高くてもバイトに持ち込みやすい
- スイムジグの方がウィード回避性能に優れている
濁っている場所ではチャターベイト、透明度が高い場所ではスイムジグを使う
ウィードに引っ掛けてバイトを狙いたい場合はスイムジグを使う等と使い分けしましょう。
おすすめチャーターベイトタックルセッティング
チャターベイトはいろんな組合せができるので迷うと思いますので、以下を読んで正しいセッティングを心がけましょう!
ロッド
チャターベイトを使う場合、6フィート後半〜7フィート前半、MHくらいのロッドがちょうどよいです。
初心者ならコスパがよくて性能がいい、エクスプライドの168MHが使いやすいです。
リール
リールは全てローギアーを選んで下さい。チャターベイトに限らず、巻物を巻く場合はローギアが鉄則です。
リールがローギアが良い理由として、ハイギアだと一定速度で巻いてるつもりでも巻くスピードにブレが生じ、チャターベイトを真っ直ぐ引いて来ることが難しくなります。
バスに見切られないためには、真っ直ぐ引く事が非常に重要になるため、ローギアリールが良いと考えられます。
ライン
ウィードの生育状況や季節により、適合ラインの太さは変わりますが、12〜16ポンドの太さがよいです。
- 細いラインほど飛距離が伸びる(長い距離を巻けるほうがバイトチャンスが増やせる)
- 太いラインほど魚がバレにくい(ウィードが濃くても優位にファイトしランディングしやすくなり)
そういった特徴を踏まえて、ラインを選んで下さい。
なお、ナイロンよりもフロロの方が比重が思く、耐久性があるので、チャターベイトには適しています。
おすすめチャターベイトの組合せ
チャターベイトはチャターとワームの組合せで構成されるルアーですが、オススメのリグは以下の通りです。
チャターベイト
・モグラチャター
自発系千鳥アクションが特徴のモグラチャター。
発売日が2009年と古く、元祖チャターベイトとも呼べるのがモグラチャターです。
チャターベイトの中では定番のチャターベイトで、迷ったらこれを選んで下さい。
・ジャックハンマー
エバーグリーンより発売されているチャターベイトで、超ハイピッチのウォブリングとロールアクションが特徴です。
水中で奏でる音も大きめなのと、リトリーブスピードを上げることで任意に千鳥アクションが出せるのがオススメの理由です。
他にもいろんなメーカーからチャターベイトが発売されていますので、試して見て下さい。
ワーム
トレーラーワームは、ピンテール系、シャッドテール系、ギル系と様々なワームと相性が良いです。
琵琶湖の場合、春はシャッドテール系4.5インチのワームをつけて、秋はピンテール系やギル系ワームが実績があります。
また、ワームのシルエットによって浮き上がり方などが変わり、ギル系ワームは浮き上がりやすいのでレンジで使い分けるとよいでしょう。
ドライブシャッドが初心者に適さない理由
ドライブシャッドは、シャッドテール系ワームでも大人気で実績の高いワームです。
しかし、チャーターのトレーラーとして使用する場合は、ボリュームがあってまっすぐセッティングしにくいので、初心者の方程、スイングインパクト等の別のシャッドテール系ワームの方をセッティングする方がおすすめですので、覚えておいてください。
まとめ
チャターベイトの使い方を正しく知って、ぜひデカバスを捕獲して下さい。
もし、チャターベイトでデカバスを釣りたい方は、ガイドに遊びに来て下さいね。
ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。 デカバス捕獲実績7割