初心者がネコリグで琵琶湖デカバス釣果を得る具体的方法とおすすめ根拠

あなたはなぜネコリグが釣れるのか、根拠を答えられますか?

琵琶湖で最もデカバス釣果実績があるネコリグがなぜ釣れるか?どこで使うのか?を初心者でも分かるように解説しつつ、2018年5月13日に50㎝他、多数のデカバスを釣り上げた時の詳細レポートで実際にどんな場面でネコリグを使ったのかをご紹介。

皆さまのデカバスゲットの一助になれば嬉しいです。

初心者でもネコリグが釣れる根拠、琵琶湖でおすすめ理由

ネコリグは実績を根拠に釣れるルアーだと断言できるリグですが、なぜネコリグが釣れるのでしょうか?

初心者からベテランまで、誰でもデカバス釣果を得られるネコリグがなぜ釣れるのか?をまずはご紹介します。

ネコリグは根掛かり回避性能が高くプレッシャーを避けて釣りができる

ネコリグが最も優れているのは根掛かりのリスクが非常に少ない事です。

ネコリグはシンカーが埋まったワームがボトムについて、根掛かりしやすいフックがボトムに触りにくいリグなので、根掛かりリスクを抑えて釣りをすることができるリグです。

例えば、琵琶湖の水中にはこんな場所が広がっているポイントがあります。

この場所は何もないシャローのフラットエリアにポツンと存在しているのですが、バスは変化のある場所につくという習性があり、これだけの変化があるとデカバスはつく可能性は非常に高くなります!

特に琵琶湖は水中の変化に富んでいる場所がたくさんある魅力的なフィールドです。

ネコリグのよい所は、水中に変化がある場所でも根掛かりしにくく狙える所です。

バスは変化につく習性があるので、変化のある場所を狙う必要があり、変化のある場所でも根掛かりリスクを抑えて釣りができるので、プレッシャーがかかりにくいというのが、ネコリグが釣れる根拠であり、おすすめの理由の一つです。

ちなみにバスを釣るためにプレッシャーを与えないことの大切さについて記載しているブログがあるので、良かったら併せてご参考下さい。

ネコリグはフッキングした時にバラしにくい

ネコリグはフッキングした場合、ラインテンションを緩めなかったり、ジャンプされたりしなければ針が外れる可能性は低くなります。

例えば、水深が5M以上あって水中にはゴロタ石がゴロゴロある琵琶湖の北湖東岸ロックエリアで根掛かりを避けてボトムにいるバスを狙うリグの選択肢として、ジグヘッドのワッキーがけなどのセレクトも考えられます。

しかし、ジグヘッドの場合は、針と重りがセットになっているので、フッキングした時、ファイト中に針の振り幅が大きくバスの口のフッキング部分が広がり、バラしてしまう可能性があります。

ネコリグの場合は、フッキング後にフッキング部分が広がりバラしてしまう可能性が抑えられるので、オススメの理由になります。

どこでネコリグを使う?琵琶湖でおすすめのポイント

世界記録が釣れる程のデカバスが存在している琵琶湖。

しかし、琵琶湖は日本で一番大きな湖であり、初めて琵琶湖に来るアングラー、何度も琵琶湖に来るアングラー含めて、どこで釣りをするのか?が非常に迷うフィールドです。

広大な琵琶湖でどこでネコリグを使うべきか?をご紹介します。

琵琶湖でネコリグを使う場所はストラクチャーが超おすすめ

一番分かりやすいネコリグを使うポイントはストラクチャーです。

ストラクチャーとは、取水塔、一文字、漁礁、沈船等を示します。

例えば、ある取水塔に水中カメラで撮影してみると、水中に複雑な変化があり、デカバスがつく場所を形成している事がよく分かります。

取水塔にバスがつく要因は、水上に見える人工物だけではありません。

取水塔によってはボトムにゴロタ石などがゴロゴロ転がっている所もあり、ストラクチャーには様々な変化があり、デカバスが付いている可能性が高いポイントばかりです。

ウィード、ストラクチャー等、何も所には基本、バスはいません。でもバスがいる何かある所(特にストラクチャー)を狙う所は根掛かりリスクが高くなります。

ということで、琵琶湖でどこでネコリグを使ったらいいか迷う時は、ストラクチャーでネコリグを使って下さい。

琵琶湖南湖で53㎝他、多数捕獲した釣果レポート

ここからは琵琶湖南湖、ネコリグで50㎝、40後半、他とゲストさんにガイドさせてもらい、3時間で多数のデカバスゲット捕獲に至った詳細のご報告です。

概況

ガイドさせてもらったのは2018年5月13日で、概況は以下の通りです。

曇り/微風
気温 16/中潮
水温 瀬田川 18.2
琵琶湖大橋 16.9
安曇川沖 15.6
5点平均水位 +14
洗堰放流 280

40後半フィッシュをネコリグで捕獲

今回選んだのは南湖のストラクチャーポイントです。

5月の琵琶湖はスポーニングを終えてアフターバスの数が最も多い割合を占めています。

アフターは縦ストを狙え!という言葉がありますが、スポーニングで体力が落ちたバスが身を隠すためにストラクチャーについていて、そのバスを狙うイメージで南湖のストラクチャーを選択しました。

そこでアノストネコ7inを選択してゲストさんにキャストしてもらうと、数投でバイトが。

上がって来たのは、40㎝後半のグットフィッシュでした。

52㎝をすぐにネコリグで追加

何度かキャストをしてもらったら引き続きバイトが。

さっき釣ってもらったのと同じストラクチャーのポイントでした。

ゲストさんはフッキングしてやりとりをされて、小さいんちゃう?と発言されていましたが上げてみるとデカイ!50㎝のグットサイズでした。

アフターのバスはバイトが明確でなく、雑巾が引っかかったような感じでバイトがあり、ファイトも強烈ではない場合があるので気をつけて下さいね(笑)。

琵琶湖で放水量が多い時は流れの裏側を狙う事がネコリグでストラクチャー狙うキモ

上記2本を上げた以外にも、特大バスをバラしたりとかなりの反応が同じポイントでありました。

今回の釣果に繋がるキモは、流れの裏側を狙う事でした。

この日は琵琶湖の放水量が上がっている日で、ストラクチャーはメインチャネル付近にあり、流れの影響を受けやすい場所に位置しています。

琵琶湖のデカバスはアフターで体力が落ちている状態なので、流れが強い時はストラクチャーの裏側で流れを避けてストラクチャーに居ついている場合が多いというわけです。

放水量によって、バスの居場所が変わる所が、琵琶湖のバス釣りの面白い所ですね!

最も実績が高いのはアノストレート7インチ

ネコリグをやる上で欠かせないワームは、アノストレート7インチです。

私のガイドの年間釣果の7割はアノストレート7インチで釣っています。

なぜ良いか?というと、ワームの形状が扁平(平な部分がある)ため、水を受けてブルブルアピールしてくれるからだと考えています。

シンカーは2メートルまでなら1.8g、3メートルは2.5か2.8g、5メートルは3.5g、それより深い場合は7g以上を目安に使っています。

根掛かり回避性能と感度を高めるためには、アノストシンカーTG(タングステン)がいいです。

ワームの色は、夜明け前、マズメ時、光量が少ない時はブラックやスカッパノンがおすすめです。

光量がある時は、グリパン系やナチュラルカラーがおすすめですので、シンカーやカラーを使い分けて、色々試してみて下さい。

まとめ

いかがでしょうか?

根掛かりしにくく、バラしにくい特徴のネコリグを琵琶湖のストラクチャーで使って、ぜひデカバスをゲットして下さいね。

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。