フローター好きの大半が知るゼファーボートが約2年前に突然廃業したことを、覚えている方は多いと思います。
しかし、あまりにも突然廃業し、不可解な部分が多いので、業界関係者から詳細経緯を聞いてみました。
すると、「業績不振」ではなく「社長の勝手な独断」で廃業したという経緯が判明しました。
本当の廃業理由は、分からずでしたが、廃業経緯の詳細をご紹介します。
ゼファーボートの廃業のお知らせには「業績不振」と書かれていた
ゼファーボートが廃業するまでの事実を以下に、記載します。
- ゼファーボートは廃業直前、設立されて10年以上経過していた
- 社長は小栗ひとみという人物だった
- 社長と社員2名の3名体制で経営されていた(実際は社員2名が経営していた様)
- 2012年以降は黒字傾向で、対前年比約120%くらいのペースで順調に売上は推移していた
- 2018年7月始めに突然、社長から社員に廃業を言い渡されたよう
- 同年7月末には対外的な事業は全てストップされた
- 2018年8月に正式に廃業となった
廃業のお知らせは、以下となっています。
「景気低迷」と「原価の高騰」などで「販売数量が減少」と記載されていますが、すべて事実に反しています。
なぜ、売上が逓増傾向なのに、廃業する必要があったのか?一切理解ができません。
加えて、社員に対しての扱いがひどすぎる点が気になります。
社長は実質名義だけの存在であり、ほぼ業務を遂行する事はなく、実際の経営は社員2名が行っていたようです。
そして、経営権があるという権力を振りかざし、7月初旬にいきなり社員に対して廃業を言い渡し、会社としての保証は何も用意しなかったようです。
もし、私が社員の立場なら、腸が煮えくり返ります。
業績好調にも関わらず会社を育てた社員に何の配慮もなく、「業績不振」と対外的に公表し、廃業した社長の独断は一切理解できませんし、本当の理由は分かりませんが、何か裏があることは間違いなさそうです。
バイソンウェーブは簡単には廃業しませんので、ご安心下さい。
上記の経緯によりゼファーボートは廃業しましたが、ブランド名と会社名が変更となり、現在、バイソンウェーブという会社が活動しています。
元ゼファーボートの社員2人が小栗ひとみ氏と縁を切って、立ち上げたのが、バイソンウェーブです。
ですので、実質の生産者と工場などの生産体制は、ゼファーボートと一切、変わっていません。
バイソンウェーブのフローターやゴムボート購入を希望されている方も多くいらっしゃると思いますが、ゼファーボートのように、突然廃業することは有りえませんし、コロナで世の中が大変な状況でも、来週以降、新製品等が続々と入荷する事が決まっています。
昨年販売したボートも完売し、大手通販サイトが大量に商品を購入してくれたりと、順調に売上は推移しているようです。
ゼファーボートの突然の廃業に、釣り業界の未来を不安に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、特殊な状況での廃業だったという点をご理解下さい。
強い生地と熱溶接で作られた最強のゴムボート、フローターに加え、SUPも含めて販売を初めているバイソンウェーブに、今後ご期待下さい。