世界一高品質で耐久性のあるバイソンウェーブフローターでエレキ対応フローターは3機種あります。
そのうち特に人気のBW168VH-TSとBW175V-TS
ほとんど同じですが、ぱっと見で分かるH型、V型の形状以外にも、いくつかの違いがあります。
どんな違いがあり、どう選べばよいか?について、ご紹介します。
パッと読むための目次
エレキフローターの比較動画
違いや選ぶ基準について、要点を抑えた動画を作成しました。
この動画さえみれば、違いがすぐに分かります。
BW168VH-TSとBW175V-TSの違い
動画の内容を以下に表にしてまとめてみましたので、こちらも併せてご参考ください。
BW168V-TS | BW175VH-TS | |
バックスペースの広さ | 広い | 狭い |
大きめのバッテリー、ロッドやクーラーボックスが置ける | ロッド等も置けるが狭い | |
エレキシャフト角度の変更しやすさ | 変更しにくい(少し腰を浮かす必要がある) | 変更しやすい(座った状態で変更できる) |
エレキの操作しやすさ | 変わらない | |
フロントポールの取付やすさ | 取り付けやすい(座った状態で取付可能) | 取付にくい(中腰だったり股を使ってフローターを拡げないと取付できない) |
座位の高さ | 変わらない | |
その他 | フローターを頭に乗せて運搬する場合でも問題なく運べる | フローターを頭に載せて運搬する場合エアフロアが落ちる事がある |
エレキフローターの違いが実際のフィールドでどう影響する?
上記表の詳細について、以下で詳しく解説していきます。
バックススペースの違い|ロッドや荷物の置きやすさ、魚探セッティングが変わる
バックスペースは168の方が広いので、ロッドホルダーがなくてもロッドを横にして置いた状態でエレキで移動等ができます。
175も同様の事は可能ですが、168よりも狭いため、置きにくくなりますが、ロッドを置いた状態でエレキで移動しても、水中にティップ等が入っていなければ、ロッドが落水する可能性は低いです。
ライブスコープ等の最新魚探を搭載するのに、ブラックボックス等を積むスペースを確保したい方は、168の方がおすすめです。
エレキシャフト角度変える操作しやすさの違い|浅い、ウィードが多いフィールドでの影響が大きい
175の方がエレキシャフトの角度を変える操作はしやすいです。
ただ、普段エレキを使って移動するためにスロットル(エレキのバー)をグリップしたり、ヘッドの向きを変える動作は、168も175もどちらも自分の体から近い位置にスロットルがあるので、ほぼ違いはありません。
エレキシャフトはエントリー時と上陸時は必ず必要になり、浅い場所での釣りをする場合であったり、エレキにウィードが絡んで、プロペラから外す事が多い(夏の時期の琵琶湖南湖等)場合は、175を選ぶ方がよいでしょう。
エアフロアーの違い|フロントポールの取り付けやすさが変わってくる
エアフロアーの形状が違って、エアチェアーに対して168は2段、175は1段と一見高さに違いがあるようですが、黒い底布位置に違いがあるので、座位の高さは168も175も同じです。
一方で、フロントポールの取り付けやすさは違いがあり、168であれば座った状態でも取付可能なのに対し、175は中腰か、股でぐっとフローターのフロントを拡げないと取付ができません。
強風時にエントリーする時にこの違いは大きく、168の方がエントリーがしやすいという特徴があります。
まとめ
その他、エレキを付けたときの進行スピードや波切の良さ等は、ほぼ変わりはありません。
上記の特徴に違いはあっても、どちらもほぼ同じ性能で、春夏秋冬、快適かつ安全にフローターエレキでの釣りを楽しむ事が可能ですので、かっこよさや好み、在庫の有無によって、ご自身にとってベストなフローターを選んでいただければと思います。
なお、本記事読まれた方は、
フローターエレキの釣りをする上で必要になる、エレキやバッテリー等の選び方の詳細について記載したブログ
フローターやゴムボート選びに関しての必要情報が掲載されているECサイトもぜひご参考ください。
ご不明点あればご連絡お待ちしております。
琵琶湖バイソンウェーブガイド代表 北村