琵琶湖バス釣りガイドブログ|南湖で50UP3本、デカバス群れ水中映像

先日、ゲストさんと3時間で57㎝、52㎝、50㎝、他40後半と好調だったポイントを水中映像を交えてご紹介。

ゴロタ石にデカバスとベイトの群れが泳ぐ様子や水深3Mレンジにウィードに生えたウィードやウィードにつくデカバスを水中カメラで捉えた映像を大公開しますので、皆様のデカバスゲットに役立てて下さい。

5月前半の琵琶湖バスのコンディションと狙い方の解説

汗ばむような陽気の日が続くと、アングラーにとっては釣りに行きたくなりますよね?

2018年5月前半、琵琶湖バスのコンディションと狙い方の詳細をご紹介させてもらいますのでご参考下さい!

水温別琵琶湖バスの特徴

スポーニングに絡んだデカバスを釣るためには一番重要なのは、バスのコンディションを理解する事です。

一口に琵琶湖バスのコンディションといっても最北端と最南端では、状況が大きく異なります。

まずは、水温をベースにスポーニングに絡んだバスのコンディションを見分ける方法をご紹介します。

・水温10〜15度:プリスポーン期、スポーニングを意識してバスがシャローに入ったり、ディープに戻ったりする。越冬して産卵に向けて体力を蓄えようとするデカバスがスイムジグ等の巻物に反応しやすい。

・水温15〜20度:スポーニング期、大潮のタイミングで水深3Mより浅い場所を産卵場としてスポーニングを行う。ネストが形成され、雄バスがネストに残って稚魚を守る。

・水温20〜25度:アフタースポーン期、産卵後体力が落ち、浅い場所にあるストラクチャー等に身を寄せて回復を待つバスが多くスローな釣りに反応が多くなる。

・水温25〜度:アーリーサマー期、アフターから体力回復したバスが積極的に捕食を行いトップ等にも反応する。

大まかにこれくらい水温の違いによってバスの産卵に絡むコンディションが変わってくる事を、まずはご参考下さい。

琵琶湖北湖と南湖では水温、バスのコンディションが異なる

2018年5月6日時点では、以下のように北と南では大きく水温が異なります。

水温 瀬田川 18.1
琵琶湖大橋 17.1
安曇川沖 14.8

5月初旬の時点では、北湖で安曇川以北の北で釣りをするとプリの魚が狙え、南湖はスポーニング中やアフターのバスが増えてきて、かつ南湖でも水温が高い傾向の南エリアで釣りをする方がアフターから体力が回復してきたバスが増えてきているということを抑えて下さい。

ウィードが生え初めた水深2M付近

今年の春はウィードが少ないと言われていますが、南湖で日差しが届き水温が温まりやすい水深2M以浅のシャローでは、ようやくウィードが生え始めています。

これは、18年5月5日に南湖の水深2.5Mぐらいのポイントで撮影した水中映像ですが、ウィードが生え始めている様子と、ウィードにデカバスが着いている様子がよく分かります。

ちょうど同じ時期、今回撮影場所と異なる場所である南湖の烏丸半島沖付近でいい感じでウィードが生えているポイントを撮影した水中映像ブログもあるのでよかったらご参考下さい。

南湖アフターバスを効率的に狙えるルアー、ワームとは?

琵琶湖北湖、南湖とありますが、今回は南湖についてもう少し深掘りしてブログを綴ります。

前述の通り、琵琶湖の南湖では、水深2〜3Mでウィードが生えてきて、ある程度の高さに生えつつあります。

でも、ほとんどウィードが生えていない場所も多く、どこにウィードが生えているかは非常に貴重な情報になるので、クランク等でウィードがひっかかった場所をよく覚えておいてください。

ウィード付近に付いているバスを、センコーやゲーリー8インチワーム、スモラバ等でウィードの上に乗せたり、スローにフォールしてアピールして食べさせる。

3.5gくらいのライトテキサスでウィードをすり抜けてボトムを狙って口を使わせる。

スピナベやスイムジグでウィードの上や中を引きながら活性の高いバスを狙う。

ラバージグやヘビダンでウィードが生えている場所と生えていない場所の境目(エッジ)で、ウィードが生えていない所を重点的に狙う。

こういった釣り方が展開できるのが今の琵琶湖南湖の状況になりますので、ポイント、時間帯に合わせてルアーを使い分けてデカバスを狙ってみて下さい。

琵琶湖バス釣りで57㎝釣果を上げたプロセス大公開

ここからはゲストさんと3時間で57㎝含めて4本のデカバスキャッチに至ったプロセスをご紹介します。

概況

晴れ/中風
気温 12/中潮
水温 瀬田川 17.9
琵琶湖大橋 15.9
安曇川沖 13.6
5点平均水位 +10
洗堰放流 100

夜明け際に釣れた40後半フィッシュはスライドフォールジグで

今回のポイントは、ウィードが生え始めている箇所と、ウィードが全く生えていない箇所が近くに存在しているポイントを選択しました。

ウィードが全く生えていないポイントの方がストラクチャー等と絡めるとバスの居場所が特定しやすいので、限られた時間で確実にバスがいる場所で反応をみるために、ウィードがない場所を選択してゲストさんに釣りを展開してもらいます。

まずは水深3Mレンジをリサーチ。

ゲストさんにはボトム狙いのライトテキサスをキャストしてもらいつつ、私はスライドフォールジグ3.5gとブルフラット4.8inを組み合わせたルアーをキャスト。

キャストを初めて30分も経たないうちにいきなり私のルアーにバイトが!

上がってきたのはフレッシュな40後半でした。

スライドフォールジグのアクションは、キャスト、フリーフォール、しばらく放置(5〜7秒)、ラインスラッグをとってあたりをきいてみる、あたりがなければラインを張った状態でわずかにロッドアクションでジグを動かす、そしてまた放置(5秒くらい)これの繰り返しです。

ポイントは間をとってステイさせることで、喰った瞬間がわからなくてもよく、ステイ中にラインを張らずダルダルにするというのが大事です。

また、フローターの場合はフルキャストするとロッドとラインの角度が浅くなりフッキングしにくいので、フルキャストしないことも大切です。

今のバスはアフターで体力が落ちているバスが多く、そういったバスが喰ってくれるためにはステイが必要で、ルアーをステイさせていてもラインが張った状態だとバスが加えても違和感を感じて話してしまうので、丁寧なアクションを心がけて下さい。

スライドフォールジグが効く根拠|中層に映るベイト魚探画像

スライドフォールジグは中層、ボトム、両方に反応がある時に多用します。

今回、魚探を見ると中層に強い魚の反応がありました。

また、今回のブログでご紹介できる魚探画像はありませんが、ボトムにも魚の反応があったので、手っ取り早く中層、ボトムをリサーチできるという理由でスライドフォールジグをメインのルアーで探ってもらいました。

スライドフォールジグといっても幅広いウェイトが存在しますが、中層アピールを重視する場合は、2.7gか3.5gくらいのものがオススメになります。

ということで、ゲストさんにも私が1本釣れたスライドフォールジグをキャストしてもらうと早速バイトが。

上がってきたのはちょうど50㎝くらいのグッとフィッシュで狙い通りの1本で安心しました。

その後、しばらく反応がなく、キャストを繰り返してもらうと30分後くらいにまたまたゲストさんの竿にバイトが。

今度は少しサイズアップで52㎝くらいのバスでした。

琵琶湖バス釣りで釣果を上げるためのルアーローテーションの重要性

今回、3時間の釣行で4本のバスが獲れたんですが、うち3本はスライドフォールジグでした。

釣れたのは、ほぼ同じ場所でこんな感じでアフターのデカバスがうじゃうじゃいます。

ベイトとデカバスがひしめきあっていて大興奮の動画、ぜひ見て下さい!

これだけバスがいても同じルアーに反応しなくなるのがバスの習性です。

スライドフォールジグに反応がなくなったタイミングでゲストさんの判断で、ライトテキサス(デスアーダースティック8インチ、ブラックとシンカー3.5g)にルアーチェンジしてもらうと、なんと1投目で反応が。

上がってきたのは、本日の最大魚57㎝、3キロオーバーのモンスターでした。

短時間でデカバスを堪能してもらえてこちらも大変嬉しいです。

釣果をあげる上で、ここはバスがいるだろうという場所で粘って釣りをすることは一つの確立された釣り方になります。

粘る場合には一定キャスト後に必ずルアーローテーションをすること、ルアーを投げ倒した後でも30分以上間を置いたり、風が吹き始めたタイミング等で再度アプローチすることを心がければ、同ポイントで何匹も魚を釣り上げられるので、頑張って下さい!

まとめ

いかがでしたか?

南湖の南エリアから北上してアフターから回復してきたバスが増えてくるので、バスのコンディションに合わせて、中層、ボトムを狙えるスモラバや、ボトム重視のライトテキサス等を活用してぜひ、デカバスをゲットして下さい。

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。