1人で気軽に釣りするのに最適な乗り物を知りたいけど、どの乗り物を選べばいいか分からない。
そんな悩み分かります!
様々な乗り物に乗った事がある経験から、各乗り物とオプション品を選ぶ際に参考になるように、情報をまとめました。
これをみれば、最適な1人ボート釣り生活が楽しめます。
パッと読むための目次
1人乗りボートは総合的にバイソンウェーブエレキ付フローターがコスパ良い
複数乗り物を乗り比べた経験で最もおすすめは、バイソンウェーブのエレキ付フローターになります。
おすすめ理由は以下の通りです。
- 最も安全性が高い
- 軽自動車でも運べる程の収納性
- エントリーまで15分あれば準備可能
- エレキマウントが小さくてつけっぱなしできる
- エレキで大移動しピンスポットを魚にプレッシャーあたえず狙える
一人乗りボートの選び方
ボートを選ぶのには、複数観点で比較するのが重要になりますので、一人乗りボートの比較表をご参考下さい。
1人乗りボートの比較表
乗り物 | 重量 | 耐久性 | 準備時間目安 (車降ろしエントリーするまで) |
走行スピード | 安定性 | 価格(税抜) | 収納性 |
エレキつきフローター | 15kg | 高 | 15分 | 時速5km程度 | 高 (転覆・落水心配なし) |
86,000円 | 高 |
フロート ボート | 22kg | 高 | 10分 | 時速3km以上だと水が入る事がある | 低 (転覆可能性あり) |
62,500円 | 高 |
ゴムボート | 31kg | 高 | 20分 | 時速7km程度 | 中 (落水可能性あり) |
88,000円 | 高 |
カヤック | 28kg | 高 | 20分 | 時速3〜4km程度 | 低(転覆可能性あり) | 145,000円 | 低い |
エレキ付きフローター:BW168V-T
フロートボート:カーメイト フロートボートZ1
ゴムボート:BWE265Light-T Special
カヤック:ターポン120
耐久性|フロートボートやカヤックに軍配
エレキつきフローターやゴムボートは、針が刺さって穴があく可能性がありますが、フロートボート、カヤックはその心配がありません。
以前フローターを準備する際に、ガラス破片が地面に落ちているのに気づかずに、ガラス破片に不フローターを載せたまま準備を行い、穴があいた事がありました。
ただ、私は500回以上フローターに乗っていますが、穴が空いたのはその1回のみで、基本的には気にせず使用は可能です。例え、穴があいたとしても、他部分で浮力を保ってくれるので、落水等の可能性は非常に低いです。
また、上記の穴は修理が完了していて、穴があく前の状態で問題なく乗ることができています。
たとえ釣り中に針がフローターにあたっても弾き返してくれるので、針で穴があく心配は、ほぼありません!
準備の手軽さ|積み下ろし不要のフローターが最も便利
フローターは、車を停めて15分もあれば、エントリーができる程、準備が手軽です。
フローターの準備は通常、フットポンプを使ってふくらませる必要がありますが、2020年にバイソンウェーブから発売された、トリプルアクションポンプが素晴らしく、フットポンプと比較すると、4倍程膨らます時間を短縮して準備ができます。
音も静かなので、深夜に住宅街近くのポイントで準備する時でも騒音に気を遣う必要がありません。
重量もエレキ付でも15キロ程度なので、一人で運搬もしやすいです。
エレキマウントもつけっぱなしでも収納できるので、準備・片付けは驚くほど簡単です。
一方で、カヤックは、重量があり車から積み下ろす等の作業が一苦労で、降ろしさえすれば、膨らます必要はありませんが、車からエントリーまでの距離がある場合、運搬に労力が必要となります。
ゴムボートは、フローターよりも膨らませるためにポンプを上下する回数も多くなってしまい、重量はフローターより重たいという特徴があります。
走行スピード|エレキつけるならゴムボートかフロートボートがよくて、カヤックは人力でも早い
110ポンドのエレキ(バッテリーはリチウムイオン)を搭載し、同条件で走行した場合のスピード比較は、以下の通りです。
- ゴムボート 時速7キロ程度(2人乗船の場合)
- フローター 時速5キロ程度(1人乗船)
2人乗った場合でも、ゴムボートの方がスピードは早くなるので、ゴムボートの方がスピードには分があります。
ただ、フローターは基本55ポンドのエレキ設置が望ましく、55ポンドエレキでも時速4キロ以上での走行が可能です。
一人乗りボートで最速は、ゴムボートで、他の乗り物はほぼ変わらないですが、フロートボートは、スピードが出ると水が入ってくる事がほとんどなので、気を遣わないといけないことが多いです。
安定性|転覆可能性があるカヤックが最も危険でフローターが最も安全
実は、数年に1度、琵琶湖でカヤックでの死亡事故が発生していますが、フローターの事故は、私が知る限り1件も発生していません。
琵琶湖でフローターの死亡事故は聞いたことがなく、みなさんも「カヤック 死亡事故」「フローター 死亡事故」で検索してみてもらえたら、実際事故の有無が分かるかと思います。
フローターの安全性は非常に高く、以下の動画でもその点は証明されています。
私は500回以上フローターに乗っていますが、ボートの引波、強風でも転覆の危険を感じた事は一度もありません。
収納性|カヤック以外はどれもコンパクトにまとめられる
フローターは、エレキ付のものでも、軽自動車に収納することができますし、ハイエース等なら、膨らませたままで収納もできます。
ゴムボートも空気を抜いて、収納すれば軽自動車で運搬できます。
以前、ホンダのインサイトにエレキ付フローターを3台とエレキ、釣り竿等を積んだこともあり、ゴムボート、フローターは非常にコンパクトに収納ができます。
フロートボートもコンパクトに収納できますが、先述の準備のスピードを考えるとフローターに軍配が上がります。
操作性|ピンスポット狙いに一番良いのはフローター
操作し易さ(釣りのし易さ)は、フローター>カヤック>フロートボート>ゴムボートの順番になります。
上記の順番にした根拠は以下の通りです。
- フローターは、エレキで大きく移動し、ピンスポットはフィンで微調整しながら両腕が空いた状態でキャストができる
- カヤックは操作がしやすいが、オールとロッドを同時に持つことができない
- フロートボートは基本エレキでの移動となり、ピンスポットではプレッシャーを与える可能性がある
操作性とは少し異なりますが、フローター、カヤックは基本的に立つことができませんが、ゴムボート、フロートボートは立って釣りができます。
エレキの選び方|ハイガー産業一択
過去琵琶湖ガイドで500回以上釣行の中で、色んなメーカーのエレキを使っていますが、コスパ最強で耐久性等に優れている、ハイガー産業のエレキを購入するのが最もおすすめです。
それぞれのレビューをまとめてみましたが、
各メーカーの中で唯一日本メーカーであり、直販、フォロー窓口があり提供価格が安く、耐久性に優れているハイガー産業が最もコスパが良いです。
メーカー名 | 価格 (税抜) |
耐久性 | 重量 | 走行スピード (フローターの場合) |
アフターフォロー | カスタマイズしやすさ |
ハイガー産業 | 27,090円 | 高 | 8.6kg | 時速4km程度 | ◯ | ◯ |
ミンコタ | 44,000円 | 低 | 9.2kg | 時速4km程度 | △ | ◯ |
モーターガイド | 48,000円 | 低 | 9.3kg | 時速4km程度 | △ | ◯ |
私が使用経験あるエレキは以下です。
ミンコタ:エンデューラC2−55
モーターガイド:
ハイガー産業:HS−50703−90
ハイガー産業のカスタマイズについては、【もう迷わない】フローターエレキに必要なコスパ最強アイテムでまとめています。
バッテリーの選び方
価格で選ぶなら鉛バッテリー、長期的視点でコスパ最強で予算に余裕があるならリチウムイオンバッテリーがおすすめです。
タイプ | 価格 (税別) |
重量 | 耐水性 | 充電スピード | 耐用年数 |
鉛バッテリー(ボイジャーM27MF)12V80Ah | 11,900円(保管状況により値段異なる) | 19.9kg | 高 | 遅い | 2年 |
リチウムイオンバッテリー(リチビー)12V40Ah(実質80Ah相当) | 63,000円 | 5.4kg | 低い (専用カバー着用で雨でも使える) |
早い | 10年 |
別ブログで、【軽くて速い】最強リチビー徹底解説(鉛バッテリーとリチウムイオンバッテリーの比較詳細)にまとめていますので、ご参考下さい。
まとめ
それぞれの乗り物ごとにメリット、デメリットはありますので、みなさんの観点で納得の一台を選んで下さい。
なお、バイソンウェーブの製品については、バイソンウェーブ専門店のサイトをご参考下さい。
高価な買い物になるので、実際に乗り比べて使い勝手を見分けたいとお考えの方は、ぜひ、琵琶湖バイソンウェーブガイドにご連絡いただければ、ゴムボートとフローターを乗っていただくことができますので、ご連絡お待ちしています。