2018年は巻物の当たり年で、ディープクランクやスピナベを使い分けてデカバス捕獲の実績が続いています。
この記事を読めば、2018年真夏の琵琶湖でのディープクランクの使い方をマスターできます。
パッと読むための目次
2018年真夏の琵琶湖南湖、北湖でディープクランクで釣ったデカバス
増水時の琵琶湖南湖での釣果
大雨後で水位が約1Mも上昇した琵琶湖でディープクランクを巻き、ゲストさん自己更新のデカバスを釣ってらもらいました。
北湖でのストラクチャー周辺での釣果
ベイトが豊富な北湖のストラクチャー周りで、ディープクランクをストラクチャーに当ててサクッと北湖の40後半フィッシュを釣っていただきました。
いずれも2018年7月中旬の釣果です。
何故2018年の真夏琵琶湖でディープクランクが有効になるのか?
琵琶湖南湖はウィードが少なくディープクランクを巻けるスペースが多い
2018年はウィードが少ない年で、場所によっては、カナダモが繁茂している所に、急にウィードがなくなる場所があります。そういった場所のエッジ付近等、ディープクランクを巻ける場所が多いです。
表層とボトムで水温差がありバスはボトムに沈む傾向のため深いレンジを引けるディープクランクが有効になる
ご存知ですか?水深が4M異なると水温が4度も低くなる場所がある事を。
ブラッシュさんの過去ブログで各ポイントの水深ごとの水温の違いをまとめたブログがあるのでぜひご参考下さい。
深いレンジの方が水温が低くてバスが居心地がよいので、ディープレンジを攻めれるディープクランクが活躍してくれます。
琵琶湖北湖、南湖ともに横方向に動くベイトの量が豊富
今年の7月は大雨の影響で全開放水、300m³/sの状態が長く続いていたので、現在、大量の横方向のベイトが流入しています。
また、北湖でも大量のベイトがストラクチャーなどについていて、魚探で見なくても水面をぴちゃぴちゃ跳ねる光景を見ることができます。
水中カメラを入れてみるとすごい速さでベイトが横切っていく姿が分かります。
こんなベイトを演出するのにディープクランクが活躍してくれます。
台風等で強風、濁り時にアピールしてくれる
巻物ルアーで深いレンジを引けてかつ、アピール力が強いのがディープクランクです。
7月は梅雨による増水、濁り時にディープクランクが有効でしたが、今後、台風等で強風や増水したり、ゲリラ豪雨直後に濁りが入ったりすることがあるので、そういった時にアピール力のあるディープクランクだからこそ喰ってくる魚を狙えます。
どこでディープクランクを巻く?
南湖でいうと、ディープホール等の浚渫に絡んだブレイクやフラットエリア、メインチャネル付近などがウィードが生えている所と生えていない所がはっきりしていて、変化が生まれているので、おすすめになります。
北湖では、河口付近やストラクチャーまわり、ロックエリアの岬周辺で、ディープクランクがボトムにタッチする程度の水深で巻ける場所が良いです。
上記のような場所は、ベイトが集まっていて、ベイトを捕食するデカバスも狙える条件が揃っています。
ディープクランクに使用するタックルやラインは?
ディープクランクに使用するタックルやラインは、
・ベイトリール(ハイギア)
・MH以上のロッド
・14〜16ポンドのフロロカーボン
が2018年の夏は良いです。
スピードが早いベイトを演出するのに巻きスピードは重要で、ハイギアのベイトリールで早巻きしてもらう事が必要になります。
ウィードの濃さによっては16ポンド以上が必要になるのですが、今年はウィードが少なく、ポンド数が少ない方が飛距離が出るので、飛距離を伸ばすために14ポンドという選択肢もありです。
ディープクランクのアクション
各バスプロやガイドによってディープクランクでも様々なアクション、狙い方がありますが、今回ご紹介するのは、ただ巻きだけでオッケーです。
コツはできるだけ早く巻くことと、ボトムにタッチしたらリールを止めて浮上させてみる、ウィードがひっかかるようならロッドでウィードを外して浮かせるくらいのアクションができれば問題ないです。
どんな時にディープクランクを使う?
一番重要なのが、状況に応じてルアーを使い分ける事です。
これから台風等で増水、強風、濁りとなる時があるので、そんなときは1日中、ディープクランクを巻き倒して下さい。
ただ、2018年7月末の琵琶湖南湖は全開放水続きでクリア傾向なので、風が吹くタイミング等でディープクランクを使って下さい。
釣りをしていると、ベタ凪が一転して急に風が吹くタイミングがあると思うので、そんな時はディープクランクを巻くチャンスです。
北湖の場合は、西岸はクリアなので東岸の河口に絡んだ場所で濁りが入っている所で使ってみて下さい。
ディープクランクのフォローにおすすめの組み合わせ
どんなルアーも全ての状況に有効ではなく、使い分けが必要です。
1時間くらい巻き倒して、反応がなければ違うルアーを投入して反応を見て下さい。
南湖の場合は、ダウンショットで横にスイミングさせる
南湖の場合は、今回ウィードエッジ付近や浚渫の上がった所のフラットエリア等でベイトをフィーディングしているバスを狙う釣りにディープクランクを紹介しています。
最近、ベタ凪、クリア傾向なのでクランクでは喰ってこないこともあるので、そういった場合は、フリックカーリー7.8インチ等の長いワームで3.5グラムくらいのシンカーをつけて、ダウンショットでボトムちょんちょんするではなく、中層をカーブフォールでゆっくり巻いて横方向に動くベイトを演出してみるのがいいです。
北湖の場合は、ネコリグやスイムジグで食わせにかかる
北湖の場合はストラクチャー等にディープクランクをあてる釣りをしてみて、反応がなければ、ネコリグをフォローに入れてみて下さい。
ゲストさんがディープクランクでバスを釣った時に、私がネコリグを投入すると、ブリブリの北湖50アップがヒットしたこともあります。
河口や岬周りなら、ディープクランクより波動の弱いスイムジグで5/8オンス以上のウェイトのものを巻いてベイトを追っているデカバスを狙って見て下さい。
フローターでのおすすめディープクランクタックルセッティング
ここからはフローターでディープクランクを使う場合のおすすめセッティングをご紹介します。
リールは15メタニウムDC
ディープクランクや巻物は飛距離が一番の釣果に繋がる要因です。
足が踏ん張れないので飛距離を伸ばしにくいフローターの釣りに最も適したディープクランクリールはメタニウムDC以外考えられません。
アンタレスより軽くてコンパクトなのが、その理由です。
ロッドはWSC72MH
ディープクランクの飛距離を伸ばすために、ロッドは長めの方がよく、私が愛用しているのは、WSC72MHです。
ただ、フローターで7フィートを超えてくると、ランディングの際には必ずネットが必要です。
ルアーの交換もしにくいのがフローターでロングロッドを使うことのデメリットでもあります。
しかし、踏ん張れないフローターの釣りで最も難しいフッキングをしやすくしてくれる事、ルアーの飛距離を伸ばす事のメリットが大きいので、このロッドを使っています。
信頼と実績のディープクランク、ブリッツマックスDR
各メーカー様々なディープクランクを出していますが、実績があり一番オススメはブリッツマックスDRです。
ブリッツにはブリッツマックスDRと、ブリッツEXDRがありますが、ブリッツEXDRは、潜行レンジが少し浅くて3.5M程度、ブリッツマックスDRは4M程度になるので、より深場を狙えるブリッツマックスDRが良いです。
ぜひ、みなさんもデカバスゲットして下さいね!
ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。2018年デカバス捕獲実績7割