琵琶湖バイソンウェーブガイド

琵琶湖バス釣り11月釣り方解説|57センチ他、釣果を交えてガイドが解説

例年、寒暖の差が激しく水温低下局面になる11月の琵琶湖。

チビしか釣れなかったり、ボウズだったり。再現性があり釣果を出しにくく、紙一重の展開が続くシーズンです。

そんな11月の琵琶湖の特徴を踏まえて、どうやってデカバスを狙えるかの詳細をまとめてみますので、ぜひ、皆さんのデカバス釣果にお役立て下さい。

琵琶湖南湖の晩秋パターンとポイントごとの釣り方解説


11月の琵琶湖南湖の天候、水中の様子を踏まえて、具体的にどこを狙えばよいか?について紹介します。

2021年11月現在、琵琶湖南湖の特徴

11月現在の琵琶湖は以下のような特徴があります。

以下で詳細を解説していきます

ウィードが残っている面積が広いので広範囲を探ろう

例年、11月の琵琶湖南湖は、台風の直撃が夏にあったかどうかによって、バスの居場所の絞りやすさが変わってくるという特徴があります。

なぜなら、バスはウィードにつく生き物で、台風の直撃状況次第で、11月にウィードが残っている面積が変わってくるためからです。

という傾向があるのですが、2021年11月の琵琶湖はウィードが比較的広範囲に残っているので、バスの居場所が絞りづらいです。

ですので、スピナーベイトやチャター等、広範囲に探れるルアーが活躍してくれやすい状況となっています。

水温変化、安定度を根拠にメインチャネルやディープエリアを狙おう

風、寒暖の差を踏まえて、水温の安定をキーに、バスの居場所を特定する上で大切な考えをまとめてみます。

上記の通りなので、水温が安定しやすいメインチャネルに隣接する背の高いウィードや、浚渫の最も深い場所、水深4Mにあるストラクチャー等にバスがつきやすくなるので、そういった場所を特に丁寧に、ネコリグやダウンショット、高比重系ノーシンカーで狙ってみて下さい。

ウィードが少ない箇所にあるストラクチャーを狙おう

木枯らし一番等、北西よりの風が吹きやすくなる晩秋〜冬にかけて以下のような状況が発生します。

風表となる東岸サイドの方が、ウィードが抜けやすくなるので、ウィードが少なくなった場所にあるストラクチャーにバスがいる可能性が高くなってきます。

例えば、赤野井、北山田等の一文字等が上記にあてはまる場所になりますので、そういったストラクチャーの周辺も、バスがいる前提で、ライトリグなどのワームの釣りを展開してみてください。

例えば、一文字の端はワーム狙いで、その他の場所はクランクやスピナーベイトでスピーディーにチェックするが、セオリーになります。

こんなふうに、一文字の下にあるゴロタ石周辺にデカバスがうろついていることが多くなります。

また、北西風の風裏となる西岸にある取水塔や漁礁、ゴロタ石などが密集する場所についても、バスが集まりやすくなる傾向がありますので、覚えておいてください。

北湖はディープにあるストラクチャーや岬周辺を狙おう


平均水深南湖4M:北湖40m。

これだけ地形に違いがある琵琶湖北湖と南湖は、同じ11月の琵琶湖でも一括にできません。

北湖の場合は、ディープエリアと岬周辺、この2つを軸にバスの狙い方についてご紹介したいのですが、ディープと岬周辺についての釣り方等については、以下のブログで詳しく解説していますので、ご参考いただければと思います。

今から4年前に作成したブログですが、2021年11月琵琶湖のバス釣りにも共通する普遍のノウハウをまとめていますので、ぜひご参考下さい。

琵琶湖北湖・冬バスの見つけ方64cmをオーバーライドでキャッチプロセス解説

釣果直結岬周辺バスの居場所を水中動画と魚探で検証

まとめ

バスにとって適水温であり、風や水温の影響によりバスの居場所が変化する、11月の琵琶湖ならではの特徴を理解して、変化を楽しみつつ狙ってデカバスが釣りやすい状況ですので、ぜひ、みなさんも湖上に立っていただければ嬉しいです。

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