琵琶湖バイソンウェーブガイド

冬の琵琶湖ポイント解説|おかっぱりやフローターで釣果も釣りも上達可能

釣れる根拠が分かっていれば、狙ってデカバスが釣れるシーズンが冬。

総額70万以上の魚探を使って、真冬でもフローターやゴムボートで釣りをしている当ガイドが、皆さまがどんな場所で冬にデカバスを釣ればいいかを、ご紹介します。

冬はバスの居場所が絞りやすい

冬はバスが口を使うタイミングが短くなり、釣れにくい印象ですが、以下の理由から、バスがいるポイントが絞りやすくなるシーズンでもあります。

釣果を上げる上で最も重要なのが、バスがいる場所で釣りをする事ですが、冬こそ、バス釣りの楽しさが味わえるシーズンだと考える事ができます。

実際、2020年11月後半〜12月ガイドでも結構釣れてます!

ぜひ、みなさんも真冬の一発を求めて、釣り場に足を運んでくださいね。

冬は西岸がおすすめの理由

冬に釣果を上げやすいポイントとして、水温が安定するエリアという事が挙げられます。

冬の琵琶湖で水温が安定しやすいのは、琵琶湖の東岸よりも西岸が圧倒的に安定することをご存知でしょうか?

その根拠は、冬は北西風が吹くことが多いからです。

西岸=風裏、東岸=風表という状況が多いため、水温は西岸と東岸で違うということがよくあり、手堅く釣果を得やすいのが西岸になります。

逆に、風表で濁りが発生しやすい東岸でディープクランク等でリアクションで口を使わせるという釣りも展開できますが、西岸と東岸ではポイントによって釣り方も変わってくることになります。

おかっぱりで狙えるポイント


2020年、おかっぱりはこれまでウィードが残りすぎて釣果が上げにくい状況でしたが、2020年12月現在、ウィード量が少なくなって来ているので、今後魚が狙って釣りやすくなります。

以下、おかっぱりで手堅く狙える冬のポイントをご紹介させていただきます。

漁港

雄琴漁港、安曇川漁港等の漁港は、風裏で水深もあり、冬場はバスのストック量が多い場所になります。

漁港の中でも、足元等のエッジ付近は、見落としがちですが、際に身を寄せるデカバスが潜んでいる事もあるので、くれぐれも、いきなり岸に近づいてキャストをする事は避け、まずは足元を丁寧に探って見て下さい。

HPシャッドテール3.1インチなどの小さいシャッドテール等をダウンショットで狙ってみたり、1/4オンスのメタルバイブを使うのがおすすめです。

冬は漁港であっても、比較的透明度が高い傾向ですが、昼と夜で光量も変わるため、基本的に昼はナチュラル系、夜はチャートや赤、黒系等を使うのがいいです。

みお筋


おかっぱりで届く水深が変化する場所の代表例として、みお筋があげられます。

ウィード量が少なくなる冬と春、おかっぱりで狙うのに欠かせないポイントとして、みお筋は外せません。

おかっぱりでみお筋の見つけ方について記載した、以下のブログもご参考下さい。

岬周辺

岬周辺は、年中水通しがよく、冬は氷魚等のベイトフィッシュが集まる場所になりえます。

詳しくは、おかっぱりでも釣果を最大化する具体的方法のブログをご参考下さい。

フローターやゴムボートで狙えるポイント

フローター、ゴムボートで狙う場合、格段に釣れる可能性が高くなります。

なぜなら、以下のように魚がいる可能性が高い場所にアプローチできるからです。

漁礁

漁礁といっても、水深3〜5Mにあるもの、10〜15Mにあるものと、様々なレンジに配置されているため、一概に年中魚がいるとは言えません。

しかし、ウィード量が減り、かつディープにある漁礁ほど、冬にバスがいる確率が高くなる傾向があります。

浚渫のディープエリア


琵琶湖南湖の浚渫(=人工的に掘られた場所)は、バスの格好の越冬スポットになります。

水深2Mレンジと8Mレンジで比較すると、水温が1,2度異なるという事は多いので、冬は木浜や下物、瀬田川、ディープホールといった浚渫ディープエリアは、外せないポイントになります。

ウィードエッジ

2020年12月現在、ウィードは徐々に抜けてきていますが、例年と比較するとまだ残っていて、ウィードの高さがなくなり、量が少なくなるウィードエッジエリア付近には、バスがいる傾向です。

南湖はチャネルライン(=北湖の水が流れる)の方が、水温が高い傾向で、チャネルラインに隣接した所に、ウィードエッジが重なる場所が多いので、そういったラインを流して釣りをすることで、釣果を期待することができるでしょう。

温排水エリア


温排水ポイントは、琵琶湖南湖の2月などで水温が1桁台の状況でも、10度を超えることもあるため、非常に有望なポイントになります。

琵琶湖南湖の温排水エリアは、以下のような場所があります。

上記のエリアはストラクチャーだけでなく、水中はゴロタ石などがあり、複雑な場所が多いので、根がかりせずに丁寧に狙える釣り方がおすすめです。

フローターやゴムボートで冬に釣りをする場合の注意点


冬は落水=死の可能性がある、危険なシーズンでもあります。

私は、500回以上フローターで一度も危険な目にあったことはありませんが、フローターやゴムボートで釣りをする場合に、安全性の高い製品で釣りをすることが肝要です。

琵琶湖で最もシェアが高く、バースト危険なく、穴が空いても水平性を保ってくれる、バイソンウェーブのフローターが最もおすすめです。

まとめ

真冬の一発を狙うには、フローターやゴムボートでの釣りが最も再現性があります。

何より、ウィード少なく、地形を知るのに冬の釣りは適しているため、ハイシーズンのスキルアップ(ここが釣れるというピンスポットが理解できる)冬こそ、釣れなくても釣り場に通うことで、得られるものも多いです。

ちなみに、当ガイドは4年間、フローターのみのガイドでしたが、2020年11月からゴムボートでのガイドも始めています。

バイソンウェーブゴムボート、フローター、ライブスコープ、110ポンドエレキ、リチウムイオンバッテリーの最強スタイルで、ボート営業時間外にデカバスを狙って釣りたい方は、ぜひガイドご利用下さい。

北湖南湖の気になるポイントのブレイク、ストラクチャーの詳細解説、ウィードやベイトの集まり方等、ご自身の釣りに役立つ情報も徹底的にご案内いたします。

おかっぱりアングラーの方は、琵琶湖冬のおかっぱり釣果を最大化する条件まとめが参考になると思いますので、ぜひご一読ください!