バス釣りでとりあえず1匹釣りたいと思うけど、色んなルアーがありすぎで何をどうやったら釣れるかわからないですよね?
実はバス釣り初心者が春のおかっぱりで狙うのにオススメなのがジグヘッドの釣りなのですが、なぜオススメなのか?を水中動画を交えてわかりやすくご紹介します。
ブログの後半には「えっ?水中はこんな風になっているの?」と一気にジグヘッドの釣りがしたくなる水中映像をご紹介していますのでお楽しみに。
パッと読むための目次
初心者にジグヘッドがオススメの理由
それでは早速、ジグヘッドについて詳細ご紹介させていただきます!
ジグヘッドはアクションが簡単
ルアーは必ずアクションをつけないと釣れないと思っていませんか?
そしてどうやって動かしたらよいか、動かし方が分からないと思っていませんか?
実は、動かさなくても釣れるということをご存知ですか?
釣り人あるあるで、バックラッシュなどのライントラブルを直していたら食ってたというのは有名は話です。
使うルアーによっては放置しているだけでも釣れるという大前提を、まずは理解してください。
ただし、放置して少しだけ動かすことを繰り返すことが重要で、そのアクションが出しやすいのがジグヘッドになります。
具体的なジグヘッドのアクションについては後ほどご紹介しますが、とりあえず、放置&ちょこっとアクションが釣れるという事を覚えてください。
後ほど詳しく紹介しますが、琵琶湖の水中はこんな感じになっている場所があり、こういった場所でジグヘッドの釣りが有効になります。
ジグヘッドはスポーニングバス(特にアフター)の習性にあっている
このブログを書いているのは4月中旬です。
琵琶湖南湖ではスポーニングを意識してシャローにバスが入ってきたり、何度かスポーニングをしたバスが出てきている状況です。
春=スポーニングがキーになるのは間違いないのですが、それをどう釣りに反映させれば良いのでしょうか?
色んな考え方があり、同じ日でも場所によって、バスによって、スポーニングの状況は異なります。
ただ、間違いなく、スポーニングをした後のバスは体力が落ちます。
体力が落ちると巻物など、早いルアーには反応しなくなります。
ということは、なるべくルアーを動かさない方が、スポーニングを行ったバスが釣れる可能性が高くなります。
また、春の場合は、必ず寒い日と暖かい日を繰り返すので、寒い日が訪れるとバスの活性も下がります。
寒くなったタイミングは、魚の活性が下がる傾向でバスのコンディションも真冬に近い状態となるので、スローなアクションの方が釣れる時が多いです。
各バスプロの釣果情報が確認できる有料メルマガ、ブラッシュさんの情報をみると、2018年4月7日はちょうど、水温が下がったタイミングで、釣果は厳しく、ジグヘッドやライトテキサス等、スローなアクションで比較的釣果が上がっていることが多いのが分かります。
というわけで、「春=スポーニングで体力が落ちる」、「春=寒さが戻る」の要因からバスの活性が下がる習性があり、活性が低い時に有効なアクションを演出できるのがジグヘッドになります。
ジグヘッドは地形変化で自動的に神アクションが出せる
ジグヘッドは2つの釣り方があり、ミドストと呼ばれる中層を泳がす釣り方と、ボトムを取る釣り方があります。
今回ご紹介するのは、ボトムを取る釣り方で、この釣り方はベテランやプロガイドも多様していて、初心者も釣り方がシンプルなので、ベテランと同じアクションを演出できるオススメの釣り方になります。
ジグヘッドはシンカーと針が繋がっていますが、リールをゆっくり巻いたり、ロッドアクションでジグヘッドを動かすだけで、ボトムをズルズルとシンカーが這ってくれます。
リールをゆっくり巻いたり、ロッドアクションをつける事でボトムが凸凹していたり、ウィードがちょろっと生えていたら勝手にシンカーがひっかかって、ポロっと外れた時にバスに食わせるアクションを演出してくれます。
ちなみにラインは常に張らなくてもよく、バスが食った瞬間は分からなくていいです。
琵琶湖南湖でおかっぱりをする場合だと水深2Mくらいの場所が多く、1.8グラムくらいのジグヘッドをキャストしてフリーフォールでしばらく放置。
5秒くらいまってそろそろボトムについたかなと思ってベールを起こして糸ふけを取る。
ラインが張るくらいまで糸ふけをとった時に、雑巾がひっかかったような違和感を感じたらとりあえずフッキング!
何もなければゆっくりロッドを起こすことで、ジグヘッドも水中で移動するので、ジグヘッドが少し動いたと思ったらロッドを倒して、3秒くらい放置。
また、動かした時に何かボトムにひっかかかったなと思ったら放置。
それから動いた分、糸ふけを取り、張ったときにバスが食っているかもとドキドキして食ってたらフッキング。
この繰り返しでスローにジグヘッドがボトムをズルズル移動してくれて、勝手に地形変化に合わせてアクションしてくれるので、デカバスが釣れることになります。
ポイントは、違和感を感じたらとりあえずあわせてみること。
バスのあたりははっきり出ることはないのですが、ちょっとした違和感でもデカバスの可能性もあり、中途半端なフッキングだとファイト中に外れたりするので、怪しいと思ったらフッキングしてください!
春のおかっぱりにジグヘッドで釣れる要因を分析
ここからは、春のおかっぱりでジグヘッドがなぜ釣れるか?の根拠を詳しくご紹介します。
釣り場、シーズンを問わずにデカバスが釣れる要因とは?
まず、釣り場、シーズンを問わずにデカバスが釣れるために必要な要因と優先順位をご紹介します。
ずばり、場所>タイミング>ベイト>ルアー>アクションです。
この5つの要因が当てはまったらデカバスが釣れると考えるのが釣り場、シーズンを問わない王道の考え方ですので、ぜひ覚えていてくださいね。
釣果をあげるのに最も大切なのは、バスがいる場所で釣りをするということは、シンプルな考えで最も重要です。
春のおかっぱりジグヘッドは釣れる条件をたくさん満たしてくれる
さて、ここでジグヘッドについての考察に戻ります。
先ほどの王道の考え方に当てはめてみると、春のおかっぱりでジグヘッドを使う事で、
場所、ルアー、アクションが満たせる
ということに繋がります。
琵琶湖南湖の場合、平均水深4Mなので沖でもスポーニングは行われますが、おかっぱりでも届くシャローエリアでスポーニングをする個体数の方が多いと思います。
なぜなら、シャローの方が水深が浅い=浅い方が温まりやすい=温まりやすい場所をスポーニングのバスは好むため、シャローの方が個体数が多いというわけです。
ですので、おかっぱりで狙うことで、デカバスを釣る一番大切な要因である場所を満たす可能性が高くなります。
シャローの中でどこにバスがいるのかは、様々な要因で異なりますが、シャローのワンドなどであれば、全体がスポーニングエリアになりますし、南湖ならどこでもシャローにバスが寄ってきている傾向があります。
また、先述の通り、スポーニングバスの習性と、ルアー、アクションが合うのがジグヘッドの釣りなので、場所、ルアー、アクションが揃い釣れる要因を3つも満たせるのが春にジグヘッドの釣りの特徴であり、オススメする根拠となります。
他、釣れる要因で大事なベイトの有無については、魚探がないと分かりにくい事もありますが、朝夕マズメなどはベイトが接岸していて、おかっぱりでも狙える事が多く、さらにバスの活性も上がるタイミングでもあります。
つまり、春におかっぱりで朝夕マズメ時に、ジグヘッドで釣りをすると、デカバスゲットの5大要因を全て満たした釣りが展開できるので、釣れる可能性が高くなることになります。
ジグヘッドが活きる地形変化
ジグヘッドでのボトムの釣りは、地形の変化に合わせて自動的にアクションしてくれる優れたルアーです。
普段キャストしているポイントはどのくらい水中が変化しているか、気になりますよね?
水上からはわかりませんが、実は水中はすごい変化に富んでいるんですがそのあたりと水中動画を交えてご紹介します。
湖底の水深は複雑に変化している
先日狙ったポイントの水深の変化を表した魚探画像をご参考下さい。色が変わっている所は水中が変化している場所になるのですが、水中ではこんなふうに複雑に水深が変化している場所があります。
このポイントは澪筋(みお筋)周辺のポイントになるので、特に地形の変化に富んでいます。
最新の魚探を使えば、こんなふうに水深の違いがわかり、バスの居場所を特定しやすくなります。
しかし、魚探画像を見ただけでは、水深に違いがあるのは分かりますが、水中ではどのようにボトムが変化しているのかは分かりにくい部分もあります。
そこで水中カメラを投入してみました。
澪筋(みお筋)と周辺の違いが分かる水中動画
今回確認したのは、澪筋(みお筋)のエッジ付近と、澪筋が終わったフラットエリアです。
ちょうど水深に変化が生まれる場所ですが、澪筋とそうでないところはすごい変化がありました。
という事でまずは、澪筋でないフラットエリアのボトム、水中映像をどうぞ!
上記魚探画像の右側、一番色が薄くなっている部分を撮影したのが上記映像になります。
続いて、澪筋付近の映像をご紹介します。
上記魚探画像で左部分にある澪筋のエッジ付近になります。
フラットエリアと異なり、凸凹、ウィード、いろんな変化に富んでいます。
このポイントの澪筋のエッジ付近で実際にジグヘッドで釣りをして、小ぶりでしたが、すぐに30㎝台のバスを捕獲できています。
というわけで、澪筋など地形に変化のある場所では、ジグヘッドが有効になります。
ちなみに、澪筋など、ハードボトムになっている箇所には、緑色の綿のような藻が生えているので、魚探画像がなくてもおかっぱりでキャストして緑の藻が引っかかってくる場所はハードボトムになっているという事を理解して釣りしてみて下さい。
ウェイトの基準は水深3Mで1.8gを基準にしていますが、もし根掛かりしたりするようであればウェイトを軽くしたり、水深4Mならウェイトを2.2gにして狙ってみる事をおすすめします。
もちろん、澪筋(みお筋)といった大きな変化だけだなく、どんな小場所であっても完全はフラットエリアはあり得なく、地形に凹凸があったり、ウィードの生え方に濃淡があったりするので、ボトムを感じてスローに狙い、デカバスをゲットしてみて下さい。
おかっぱりが魚探なくても地形変化を把握する方法
ウィードが少ない冬~春は、特に地形変化が重要なデカバススポットになりますが、魚探がなくても地形変化を把握する事はできます。
他では手に入らない魚探不要、携帯琵琶湖の水深変化が見れる水中マップをご活用下さい。
地形変化は、年中変わらない、最も重要な要因ですので、水中マップは一押しのアイテムです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?デカバスゲットの5大要素。場所>タイミング>ベイト>ルアー>アクションの全てを満たす可能性が高い、春のおかっぱりでマズメ時にジグヘッドの釣りをする事で、ぜひデカバスをゲットして下さいね。
ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。