琵琶湖バイソンウェーブガイド

琵琶湖夏おかっぱりで釣果を上げるための考え方

琵琶湖の夏おかっぱりは、非常に釣果を上げにくくなっています。

昔は釣れたポイントが何故釣れなくなったのか?どうすれば釣果を上げられるのか?

2022年夏の釣果を交えて、釣果を上げるために必要な考えを紹介します。

2022年初夏の釣果

最近の釣果は沖での釣果が集中しています(ブログ上げていませんが釣果は上がっています)。

岸から1キロは離れている場所ばかりでの釣果なので、おかっぱりは難しいです。

濁りの入った場所でバイブレーションに切り替え1投目で釣れた40後半フィッシュ

ウィードとベイトが絡む沖のポイントでチャターベイトで仕留めた50アップ

なぜ釣れなくなったか?ギルが激減した事によりバスの食性が変化した

おかっぱりだけでなく、バスポートでも非常に難しくなっている琵琶湖。

なぜ釣れなくなったのか?の最大要因はギルが激減した事です。

2016年に撮影したディープホール周辺の水中映像ですが、これを見ればめちゃくちゃギルがたくさん居てるのがわかります。

ギルがいた時は以下の条件が成立していました。

ギルがいなくなった今は、以下の状況になっています。

以上の要因でおかっぱりが夏にバスを釣る事が難しくなっています。

夏のおかっぱりで狙う場所|南湖を避けて北湖で狙おう

それでもおかっぱりで釣果を上げるためには、最大のポイントは場所選びになります。

以下、どこで釣りをすればよいかについてご紹介します。

南湖でおかっぱりするなら木浜一択

夏だけではないですが、南湖は基本おかっぱりでキャストする範囲にバスがいない事が多くなっていて、唯一バスがいる可能性がある場所を再現性高く狙えるのが木浜になります。

なぜなら、木浜は人工的に掘られた場所(=浚渫)が岸から届く範囲に位置していて、水深2Mから4Mに一気に落ち込んでいてそのブレイクにバスがいる等の状況で釣りができるからです。

浚渫の位置を正確に把握したい方は、おかっぱりでも携帯で浚渫ブレイクを正確に把握しつつ、GPSも使える琵琶湖水中マップをご参考ください。

北湖の流入河川やウィードパッチを狙う

北湖は南湖よりも水深が一気に落ち込む場所が多いため、場所によってはおかっぱりでもでかい魚が回遊してくる場所にルアーを通すこともできるため、おかっぱりで釣りをするなら、北湖がおすすめです。

北湖の中でも

等を狙うと釣果が期待できるでしょう。

夏は夜やマズメ時だけ狙うのが最も再現性高く釣果を得られる

夏は人間と同じでバスも日中は活性が下がる傾向なため、おかっぱりで釣果を上げるなら、夜、もしくはマズメ時に限定して釣りをするのが良いでしょう。

フローターガイドでも釣果が出ているのは、ほぼマズメ時に集中しますし、他ボートガイドの釣果情報を見ても、日中はあまり釣れていません。

日中ひたすらキャストして釣れないよりも、マズメ時1時間限定でここだと思うポイントで、1つの釣り方でやり通して釣果が上がらなかったら切り上げる。

そんなスタイルがおすすめです。

おかっぱりで狙うおすすめルアー


夏のおかっぱりで釣果を上げるため、できるだけ再現性が高まるルアーをご紹介します。

木浜や河川付近のウィードパッチはトップウォーターやチャターベイト

木浜や河川は、トップウォーター、チャターベイトが有効です。

2つに共通するのは、壁です。

バスが水面や、ウィード、浚渫ブレイクを壁に見立てて、ベイトを捕食するシーンを演出できます。

もう1つは音、波動です。

夜やマズメ時のバスは、音や振動でベイトを把握し、捕食するため、アピール力が強いルアーをチョイスするのが、釣果を上げるためにおすすめです。

回遊系狙いはヘビキャロ一択

河川やブレイクをベイトを追って回遊してくるバスには、ヘビキャロが最もおすすめです。

ヘビキャロは距離を稼げるため、例えばおかっぱりでも50M投げれば水深10Mに届くエリアもある(北湖西岸等)ため、水深10Mだと水温も低くてバスの活性が高く、バイトに繋げやすいでしょう。

まとめ

夏は木浜や北湖の流入河川でマズメ時や夜だけに絞って釣りをする事で、狙ってデカバスが釣れる可能性が高まるので、ぜひ記憶に残る一匹を釣れるよう、トライしてみてください。

併せて、7月の琵琶湖で釣果を上げられる場所の水中動画をまとめたブログもご参考ください。

もし、おかっぱりで狙うおすすめの具体的なポイントを知ったり、ライブスコープ、ハミンバードメガ360、水中カメラを駆使して水中の様子を詳しく理解しながらデカバスにチャレンジしたい方は、ぜひガイドにお越しください。

ご予約お待ちしております。