琵琶湖バイソンウェーブガイド

7月琵琶湖バス釣り釣果を上げる方法を水中動画交え解説|2021年版

2021年7月、1年で最もフローターが楽しいシーズン到来!

ボート釣りでは味わえない快適さと、場所、タイミングを合わせた釣りでデカバスが狙える日本唯一のフローターガイドが、水中動画を根拠にどう狙えばデカバスが釣れるかを具体的に解説します。

2021年7月頃のバス釣り|開始1時間以内に再現性高い釣果

最近は、バスの居場所が特定しやすく、いずれも開始1時間以内で、狙って釣果が出ています。
(残念ながらラインブレイクしてしまったゲストさんもいらっしゃいますが。)

2021年7月の琵琶湖は、魚の居場所が特定しやすい条件が整っていて、バスの食い気も上がる傾向なので、釣果を上げやすいです。

以上の特徴を抑えて、皆さんも釣りを楽しんで下さい。

バスの居場所を特定するための条件|ベイトや水通しの良さがキーに

これから夏を迎えるにあたり、よく聞くベイト、水通しというキーワード。

でも、そのキーワードをどう活かして、バスの居場所を定めればいいか、いまいち分からない方も多いはず。

そんな方のために、2021年7月頃に撮影した水中映像を交えて、皆さんの釣りスキル向上に繋がるような情報を連携します!

湧き水が出ている場所

年中問わず、バスは湧き水が出ているスポットを好みます。

なぜなら湧き水がある場所は、フレッシュな水が動いているため、ベイトも集まりやすいからです。

しかも、湧き水が出ている場所は、一度覚えてしまうと、変更する事がないため、一生活用できるピンスポットになります。

ライブスコープを使えば、こんなふうに湧き水が出ている場所を把握する事ができますので、ぜひチェックしてみてください。

ライブスコープがなくても、湧き水が出ている場所は、ポコポコと水泡が水面に上がってきます。

7月は、比較的風が少ないシーズンで、水面が穏やかな時は、水泡に注意しながら、湧き水エリアを見つけて下さい。

ウィードフラット+ギルがいる場所

2021年の琵琶湖は、ギルの個体数が去年より多くなっています。

この時期は、ウィードが繁茂し、フラットエリア等は、どこにバスがいるか特定できづらくなります。

そんな時、魚探があれば、ギルがいるスポットを見定めて、そのエリアを中心に狙って見て下さい。

例えば、ライブスコープには、こんなふうにギルが写ります。

映像は、慣れないと分かりませんが、ウィードが伸びている所に、小さな点状にギルがいるのがおわかりでしょうか?

水中では、こんなふうに、ウィードフラットのエリアにもギルがいる所には、バスもいるので、ウィードの中のちょっとした変化を見逃さずに釣り分けて見て下さい。

浚渫のブレイク

浚渫のブレイクは、バス、ベイト共に集まる要素が重なっている場所になります。

浚渫とは、人工的に掘られた深い場所の事で、必ずブレイク=深い所から浅くなり出す地形変化があります。

そのブレイクでも特に、北側にバスがいる確率が高くなります。

なぜなら、北側=水の流れが当たるからです。

いくつか、同条件で浚渫ブレイクの水中映像をご紹介しますが、いい感じにバスが映っています。

先程と違う浚渫のブレイクです。

場所は全然違いますが、浚渫ブレイク北側という条件は全く同じで、何匹がバスが映っています。

ウィードの映え具合にも注目して、浚渫ブレイク=バスがいるというイメージを持ってもらえたらと思います。

シェード側

バスの居場所を定めるには、シェードを狙うというのは、年中重要になります。

特に7月以降で日差しが強い時は、シェードを狙う重要性が高まります。

では、なぜシェードが大事なのか?

それは、バスにまぶたがないからだという事を覚えておいてください。

まぶたがないので、シェードがないとバスは眩しい。だから、シェードを好むという訳です。

取水塔を狙う場合等、顕著にシェード側にバスがついているという状況が多いので、ぜひ、ご参考下さい。

ベイトを意識した狙い方|レンジとワームサイズを合わせる

当たり前ですが、ベイトがいる所でないと、バスはいても口を使ってくれません。

ベイトを意識し、どんなルアーをどう動かすのかについて、解説します。

トップウォーターは連日で水温上昇傾向日やマズメ時だけ狙う

2021年6月までは、例年に比べてトップウォーターが不発のシーズンでした。

なぜなら、低水温傾向が続いていたからです。

7月2日現在、まだ梅雨の最中で雨が多いですが、今年の雨は冷たい雨が多く、水温が下がる傾向にあります。

水温が下がっているなと思う局面では、極力、トップウォーターは使わない方がおすすめです。

前日まで雨が降っていて、晴れた日の直後等、水温上昇局面だな、というタイミングでは、トップを狙ってみる価値はあるでしょう。

トップの中でも、特に釣果を上げやすいのは、ポッパーですので、ポッパーを軸にトップを狙ってみてください。

トップウォーターでの釣り方をまとめた解説ブログもご参考下さい。

I字系とギル系で反応を使い分ける

2021年7月は、ギルもいて、ワカサギ等の小さいベイトの群れも入ってきている状況が多くなっています。

なので、どちらのベイトを意識しているかは、場所によって顕著に分かれる傾向があります。

ギルが多いエリアの釣り方

こういった組合せを中心にギルを意識した釣り方を行ってみてください。

小さいベイトが多いエリアの釣り方

小さいベイトが多い時は、ワームやプラグのサイズを小さくするのが、非常に重要になります。

ワームやプラグが小さいからといって、小さい魚がくるのではなく、デカバスがバイトする事も非常に多いので、油断大敵です。

などを用いて、釣りをしてみるのがおすすめです。

ネコリグは全レンジ対応万能型ワーム

7月の琵琶湖の状況で、ネコリグは非常に使いやすいリグになっています。

トルキーストレートやアノスト等、ネコリグの中でも扁平になっているワームが特によくて、それらのワームは、アクションすれば小刻みにワームが震えるので、小さいベイト等を演出した釣り方ができます。

ウィードが濃い場所でも、根がかりしにくく、バスにアピールできるアクションが演出できるため、前述の浚渫ブレイク等では特に、ネコリグがおすすめの釣り方になります。

エビモを攻める時はフリーリグかノーシンカーで


これから夏になればなる程、エビモの中にバスが入る事が多くなるので、エビモは重要なウィードといえます。

エビモは、琵琶湖に生えるウィードの中で最も硬くて、縦に伸びるウィードなため、しっかりとしたシェードが形成されるからです。

特に2021年7月現在は、エビモが生えている場所と生えていない場所がはっきり分かれているため、エビモの生え際等は特にしっかり狙って見て下さい。

エビモを狙うには、フリーリグやノーシンカーがおすすめです。

という感じで使い分けて下さい。

夏はタックルセレクトと釣り人の技量が最も問われるシーズン

夏は一年で一番、バスがパワフルに動く時期であり、ウィードが繁茂している時期でもあります。

そのため、タックルのセッティングが非常に重要で、例えば南湖で小さいプラグやワームをキャストする時は、PEラインのタックルで望むことが非常に重要になります。

PEとフロロだと、同じ太さでもPEの方が強いため、南湖での釣りは特に、PEが活躍してくれます。

反対に、北湖のストラクチャーを狙う場合は、PEの方がスレに弱いので、ベースはPEでリーダーはフロロで長めに組むなどの工夫が必要です。

まとめ


これまで低水温傾向だったこともあり、これから一気にバイトが増えて、いろんな狙い方で狙った通りの釣りが展開でき得るのが、今年のアーリーサマーなので、ぜひ、琵琶湖に来て楽しい釣りを味わって見て下さい。

7月中にハミンバードメガ360も導入予定ですので、ライブスコープ、HDSライブ、水中カメラと併せて、釣れる理由も理解した上で、ゲストの皆さんに楽しんでもらえるガイドに努めますので、ご希望の方はぜひ、ご予約お待ちしています。

予約日、出発予定時間は以下の通りです。

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