琵琶湖秋のデカバス捕獲術|秋の特徴と釣り方のノウハウ公開

琵琶湖の秋は数もサイズも狙える楽しいシーズンです。

最近の釣果を交えつつ、一度覚えたら毎年使える秋の琵琶湖特徴や、釣り方を解説します。

琵琶湖2019年秋の釣果

フローターで狙ってデカバスが釣れる楽しいシーズンがやって来ました!

南湖のクランクで捕獲した50アップ。
10月24日南湖ディープクランクに釣れたデカバス

北湖ディープでゲストさんが捕獲した40アップ。
琵琶湖秋のダウンショットで釣れたデカバス

デカイのはもちろん、シャローのウィードに小バスが集まるので、サイズも楽しめます。
琵琶湖秋に釣れた北湖バス

北湖の秋に釣れたデカバス 北湖で釣れたバス

秋の琵琶湖の特徴

秋は変化が激しいシーズンですが、例年、以下のような特徴があります。

カナダモが抜ける

秋は水温の低下、台風の到来といった要因でウィードが減少するシーズンで、最近では台風19号の影響で、南湖の沖に生えているカナダモがごそっと抜けています。

ウィードが減ることで、水面とウィードの間にスペースが生まれて、巻物でバスが釣りやすい状況になるのが、秋の琵琶湖の大きな特徴です。

全てのウィードで最も抜けやすいのは、カナダモであるという事をおさえておいて下さいね。

エビ藻は残る

先程ウィード(カナダモ)は抜けるとお伝えしましたが、実はエビ藻は台風が来ても簡単には抜けません。

2019年の秋も10月末現在、木浜の水深2〜3Mラインや下物のハンプ等を中心にエビ藻がしっかりと残っていて、水面近くまで生えています。

エビ藻は、根がしっかりしているため、毎年、台風後も生え残る傾向があります。

残ったエビ藻を壁にして、ベイトを捕食するバスが多くみられるので、エビ藻の横をミノーやバズベイト、スピナベ等を通すと、捕食しているコンディションの良い魚が釣れるのが秋の釣りです。

ちなみに、エビ藻は、ハードボトムに生えるウィードであり、例年生える場所が一緒で、春にはエビ藻の新芽が生える場所でデカバスが釣れたり、アフターで回復した場所がステイする縦ストラクチャーになったりするので、ぜひ、今のうちにエビ藻の位置を覚えておいてくださいね。

ターンオーバーが起こり濁りが発生する

ターンオーバーとは、水面の水と底の水が入れ替わってしまう減少です。
秋に琵琶湖で起こるターンオーバー図解
出典:バス釣り講座

琵琶湖では、水深が比較的浅い南湖でターンオーバーの影響を受けやすいです。

ターンオーバーだから釣れないわけではなく、ターンオーバーで濁っているからこそ、釣れる釣り方があるという事を覚えておいて下さい。

ターンオーバー等で濁っている場所=チャターやバイブレーションで狙う

クリアアップしている場所=ミノーやシャッド、I字系で狙う

という事をすれば、比較的釣果を伸ばしやすいです。
南湖で餌食ってるデカバス

こんなコロンコロンのバスが釣れます!

北湖のディープにデカバスがたまる

平均水深をみると南湖=4M、北湖=43Mとなっています。

そのため、台風や冷たい風で気温が下降しても、水温が影響受けにくい、北湖のディープにデカバスが集まる傾向が、秋の特徴です。

2019年10月中旬、北湖はこんなふうにデカバスが集まっています。

ディープに集まったデカバスを狙って釣れるのが秋であり、楽しいシーズンです。

北湖では小バスが釣れやすくなる

実は小バスは冬ほとんど餌を食べません。

水温が低下すると食べる体力がなくなるからです。

ですので、冬の手前である秋は、冬前に体力を蓄えようとする小バスが良く釣れます。

北湖の5Mくらいまでの岸付近に生えているウィード付近等で、シャッドやカーリーテールでたくさんの小バスが釣れるのが、琵琶湖の秋の特徴です。

まとめ

北湖、南湖共に秋の琵琶湖はいろんな釣りでいろんなサイズが釣れる楽しいシーズンですので、ぜひ、フローターガイドのご予約お待ちしています。

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。

                                   2019年デカバス捕獲実績7割