琵琶湖バイソンウェーブガイド

琵琶湖トップウォーター釣り方解説|デカバス釣果や水中動画を交えて

2019年7月末、琵琶湖はトップウォーター最盛期。

バスがトップに反応する瞬間、最高ですよね!!

いつ、どこで、どうやって?を狙って釣れるのが、トップの楽しみでもあります。

トップの釣りと最高に相性がいい、フローターでガイドしている私が、皆様に琵琶湖でのトップの釣り方をご紹介します。

最近の琵琶湖トップウォーターの釣果

2019年7月末現在、最近は水面系でよく釣れてます!

ポッパーでゲストさんにヒット。沖に水面まで生えているエビモ付近を狙って出た一撃でした。

大人気のダッジで釣った50UP

湖流があたる水中岬付近のウィードエッジを引いてきた時にドバブッ!とダッジが消えてくれました。

釣れた場所の水中映像をどうぞ!水面近くまでカナダ藻が生えて、ベイトがいます。

琵琶湖でトップウォーターを投げるべき条件とは?

琵琶湖でトップウォーターを使う時は、今から紹介する条件がいくつか当てはまった時に釣れます。

全部当てはまらくても釣れますが、全部当てはまった時は迷わずトップをキャストして下さい!

クリアウォーターな時


トップは見せて、気づかせて釣る釣り方です。

琵琶湖の水質がクリアな時程、トップウォーターでの釣果が出やすくなります。

クリアウォーター時は、ジョイクロ等のビックベイトも効きやすいので、覚えておいてください。

無風時


繰り返しですが見せて気づかせて釣るのがトップウォーターなので、風が吹いていない時の方が、バスの視覚にPRできるので、トップウォーターが炸裂しやすいです。

また、無風時の方が、トップウォーターはキレイにアクションしてくれます。

多少の風なら大丈夫ですが、無風であればある程、トップウォーターで釣れるチャンスです。

前日と比較して水温が下がっていない時

朝マズメ時にトップを使うかどうかを考える時のケースですが、その際に最も重要なのは水温です。

どんなに暑い時期でも、水温低下はバスの活性を下げるマイナス要因である事、ご存知でしょうか?

前日に冷たい雨が降って、水温が下がった時の朝マズメ、琵琶湖でトップウォーターを使う事は避けた方が無難です。

人間が蒸し暑さを感じる朝


これも結構重要、琵琶湖に限らず当てはまる事で、バスの活性と人が感じる気候の変化はリンクする事が多いです。

2019年は肌寒さを感じる事もある冷夏でしたが、そんな状況で蒸し暑さを感じる時は水温上昇しバスの活性も上がる傾向なので、蒸し暑い時の朝は、トップウォーターの狙い時です。

曇っている時


夏の琵琶湖で晴れている時は、バスがシェードを求めてウィードの中に入る傾向ですので、曇っている時の方が琵琶湖でトップウォーターを狙うべきタイミングとなります。

ただし、今年は冷夏なので、太陽光が出始めたタイミングは、水温上昇がバスの活性を上げるので、トップウォーターで釣れる事もあります。

琵琶湖南湖のどこでトップウォーターを投げる?

上記条件があっていれば、どこでもトップウォーターでバスが釣れるわけではありません。

ウィードから水面までの1M以内の場所で、以下に紹介するような場所でトップウォーターを投げてみて下さい。

岸近くのウィードエッジ

琵琶湖南湖7月〜8月はウィードが最も茂る時期です。

琵琶湖南湖の岸際は、コカナダ藻、ヒシ藻を中心にウィードが一面、水面付近まで伸びている場所がほとんどです。

バスは変化につく生き物です。

一面ウィードが茂る場所なら、ウィードがスポットで抜けている所は、この時期の狙い目になるので、ウィードがある所からなくなるエッジ付近を中心に、狙って見て下さい。

沖のハンプ


沖で釣りをする場合は、水面付近までウィードが伸びている場所付近を狙うのが、トップウォーターで釣るセオリーになります。

ハンプとは、浚渫(人工的に掘られた場所)の堀り残しで、水深2〜3Mになります。

水深2〜3Mのエリアなら、水面近くまでウィードが生えている場所がほとんどなので、トップウォーターで釣れる場所になります。

水面まで伸びているウィードを直接狙う、ウィードエッジを狙う、自分好みのトップウォーターで色んな狙い方ができます。

水通しを考えると更に釣れる場所が絞れる


上記を中心に、更に、水通しを考えると、トップウォーターで釣れる場所が絞れます。

夏の琵琶湖南湖は、水通しの良い場所を狙うのが重要であり、ハンプの北面(=湖流が当たり水通しがよい所)を重点的に狙う方が、デカバスを捕獲できる確率が高まります。

冒頭でご紹介したダッジで釣れた場所も、水通しがよい場所でここだけベイトが溜まっていました。水通し良い場所にはバスもベイトも集まるので釣れる可能性が格段に高まります!

おすすめトップウォーターの種類

トップウォーターでも様々な種類があります。

各種類の特徴を理解し、状況にあったルアーを選択し、狙ってデカバスを捕獲して下さい。

ポッパー

ハンプエリアでウィードが水面まで伸びているエッジ付近や、沖で水面下50〜1Mまでウィードが伸びている場所のピンスポットを攻めるのに、最もおすすめなのがポッパーです。

ポッパーが良いのは、止められる事です。止める事で食わせの間を作る事ができます。

なお、基本的にポッパーはナイロンラインの方が良い動きがでますが、OSPのラウダーは、フロロでも良い動きが演出できるので、イチオシのポッパーです。

ハネモノ系

ポッパーよりも広範囲に探りたい時、おすすめのトップウォーターがハネモノ系です。

使い方はキャストして直線上に引いてくるだけ。

魚がいる可能性が高い場所は、引くスピードを緩める事がコツですが、それ以外に意識する事はない程、シンプルに操作ができます。

ダッジの使い方の詳細はこちらをどうぞ。

バズベイトもよく似た使い方をするものですが、バズベイトよりも食わせ能力が高く、アピール力が弱いのがハネモノ系です。

濁りが強い場所はバスベイト、透明度が高い場所はハネモノ系と使い分けて下さい。

フロッグ

ポッパーとフロッグの違いは、ウィードレス性です。

ヒシ藻やカナダ藻マットの上、エビ藻が水面まで濃く生えている場所の真上を通す時、フロッグがいいです。

また、マットの上に乗せて、そこからウィードポケットやエッジを狙う場合もフロッグが楽しいです。

トップウォーターで釣れない時フォローはノーシンカーがおすすめ

どんな状況でも実際にルアーをキャストしてみないと、魚の反応は分かりません。

トップウォーターで釣れない時は、サカマタシャッド6インチのノーシンカーや、センコー4インチのノーシンカー、ドライブシャッド4.5インチノーシンカー等のルアーチェンジがおすすめです。

先程トップで釣れた状況をご案内しましたが、同じタイミングでノーシンカーでも釣れています。サカマタシャッドの6インチでした。

まとめ

トップウォーターは、バイトが丸見えになり最も楽しい釣り方であり、狙った通りに食わせやすい釣り方です。

水面を意識する7,8月、バスの活性が高い時に条件を合せれば、トップウォーターしか食わせられない魚もいるので、ぜひトップウォーターでデカバスゲットして下さいね。

ポイントの様子を魚探、水中ドローンで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、バイソンウェーブフローター、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。