夏の琵琶湖で初心者もデカバスが狙えるネコリグの具体的な使い方

琵琶湖フローターガイドで通年で最も実績が高いネコリグ。

夏の琵琶湖でも、北湖、南湖問わずに良く釣れます。

この記事を読めば、アノストネコの使い方をマスターできます。

夏の琵琶湖でのネコリグ実績

北湖がほとんどですが、かなりの数のデカバスを釣っています。

1回の釣行は3,4時間程度で週末のみの釣行での実績となっていて、週末アングラーでも実績が出せるのがネコリグです。

2018年7月14日の釣果

40後半フィッシュ2本

2018年7月3日の釣果

40後半フィッシュ3本

2017年7月14日の釣果

 

アノスト7インチで55cmを捕獲した時のファイトシーン

2018年8月5日の釣果

琵琶湖北湖、アノストレートで釣ったデカバス

54cm、3キロオーバーの北湖デカバス

こんなふうにデカバス実績が高いのがネコリグです。

何故、アノストレート7インチなのか?

琵琶湖で実績のあるアノストレート7インチの画像
アノストレートの最大の特徴は、ブルブル感です。

形状が扁平(平らな部分がある)ため、アクションすると水を受けてバスにアピールしてくれます。

例えば、北湖で漁礁等を狙う場合、北湖と言えども表層が透明でも水深が深くなると濁っている場合が多く、アノストレートのブルブル感が非常に有効になります。

何故、ネコリグなのか?

・根掛かりがしにくい
・シンカーを調整すれば沈下スピードが早くボトムをとれる
・フッキング後、バスのフッキングした部分が開いてバラシにくい
・シンカーがボトムに当たる時の音でバスのバイトを誘える
・ボトムについた時に立った状態になるので、バスに見つけられやすい

といったことがあげられます。

こんなふうにフローターでもロクマル、10ポンドオーバーを釣るのもネコリグなら可能です!

夏の琵琶湖のどこでネコリグを使う?

琵琶湖南湖はウィードチャネルのウィードエッジ付近

夏の琵琶湖南湖はウィードジャングルです。

南湖全体にウィードが繁茂する夏に最もバスが集まるのが、メインチャネルのウィードエッジ付近です。

メインチャネルは水深6Mくらいあってその周辺は年中ウィードが生えていません。

また、水深6Mは浚渫エリアを覗いて琵琶湖南湖では一番深いレンジになります。

さらに、メインチャネルは琵琶湖南湖で最も水通しがよい場所になります。

水通しがよい、ディープエリアでウィードの生え始めであるチャネル付近はバスが密集するので、その付近を1.8グラムから2.2グラムくらいのシンカーでウィードに潜らせずにネコリグで狙う狙い方がおすすめです。

琵琶湖北湖はストラクチャーまわり

北湖の場合は、ウィードが生える浅いエリアが限られているので、夏でもあまりウィードが生えません。

バスを探すのにウィードを探すより、ストラクチャーを探すのが良いです。

ストラクチャーは、取水塔、一文字、漁礁、鉄柱、桟橋等があげられます。

この映像を見て下さい。

北湖のストラクチャー(漁礁)にはこんなにバスが集まります(笑)

こういった場所をネコリグで狙い撃ちするのが夏の北湖のデカバス定番必釣法です。

ネコリグのアクションの付け方

キャストしてフリーフォールさせて、あとはちょんちょんと動かすだけです。

動かし方はティップが曲がるか曲がらないかくらいでアクションすればオッケーで、ラインが張らず、緩まずの状態を維持しながロッドワークで動かして、動かした分リールを巻き取ってもらえれば良いです。

なお、ネコリグにステイは必要ありません。

アクション詳細を知りたい方はこちらをどうぞ!

アノストレートを作った長谷川プロが丁寧に動画で解説しています。

アノストレートに対するタックルやラインは?

リール・タックル・ライン

アノストレート7インチに使用するタックル・ラインは

・ベイトリール(アルデバランMGL等)
・ML〜Mクラスのロッド
・10〜12ポンドのフロロカーボンライン

になります。

夏のバスは引きがパワフルで、漁礁等のストラクチャーで魚をかけるとラインブレイクの可能性があるので、バットの強いロッドでネコリグを扱う中では太めのラインで釣りをするのがオススメです。

アルデバランMGLを使用するのが夏のネコリグでのキモ

夏の琵琶湖でネコリグを使う場合、先程記載の通り、南湖はウィードが繁茂している近くで狙う、北湖は漁礁などのストラクチャーで狙うことになります。

ということは、ラインが細いと藻化けしたり、漁礁等に擦られて切れてしまうことになります。

ですので、南湖も北湖もネコリグという比較的軽めのリグを投げる上での最大の太さのラインをおすすめします。

8ポンドのラインでベイトフィネスリールを巻くというのが定番ですが、初心者ほど8ポンドでは藻化けや漁礁に擦られてバスが取れない事が多くなります。

12ポンドにしてもバスは喰ってきますので、12ポンドの方がおすすめになります。

12ポンドのラインとなると、ベイトフィネスリールはスプールが浅く巻量が足りないので、アルデバランMGLが一番おすすめになります。

ネコリグのフッキング方法

フローターの場合、一番難しいのがフッキングです。

足が地面についていないので、踏ん張れないのでフッキングしにくいという特徴があります。

大切なのは、合わせる時に幅広くロッドを動かしスイープにフッキングすること。

あたりが出たら、3秒くらい送らせてから、

・ロッドを水面と平行になるくらい下げる

・下げた分、ラインがたるんだのを巻き取る

・ラインが張ったらスイープにフッキングする。水面から90度くらいロッドを立て、合わせる幅を広くしてフッキングする。

というステップで合わせます。

フローターでアノストをセッティングする場合のセッティング方法

フックは細軸のフックが大切

フローターの場合は、ささりを重視するので細軸のフックが良いです。

私がいつも使っているのは、ザップのドロップフックネコリグスペシャル(1/0)です。

細軸でかつひねりが入っているので、フローターでフッキングをするにはもってこいです。

なお、アノストレート7インチに使用する場合は、1/0のサイズがいいです。

指し方は縦刺しでOK

横刺し、縦刺しとありますが、私の場合は縦刺しを好んで使います。

縦刺しの方がワームから針がはみ出ないので、ストラクチャー等を狙う時に根掛かりしにくいからです。

シンカーは2.8〜7グラムくらいを狙うレンジによって使い分ける

シンカーはアノストシンカーを使っています。

アノストシンカーはタングステンモデルもありますが、タングステンは高価なので鉛モデルで十分です。

水深2〜3M、2.5〜2.8グラム
水深3〜5M、3.5グラム
水深5〜7M、5グラム
水深7M〜10M、7グラム

というような目安で使っています。

ネコリグ=ボトムをとってバスに食わせる狙い方なので、効率よくボトムがとれて、かつ根掛かりしにくい重さでシンカーを選んでもらえたら良く、上記の基準でシンカーを選んでもらえたら十分です。

これは北湖のロックエリアで水深7Mの場所を移した水中映像なのですが、ボトムにバスがいます。

映像には小魚のベイトが映っていますが、浅いレンジ、深いレンジともにボトムにベイトがいることが多いので、活性が高い時でも通年バスはボトムにいる時は多いです。

以上になります。

夏を筆頭に毎年100匹以上、ネコリグでデカバスを釣った実績があるので、もしネコリグの釣り方を知りたい方はぜひガイドに来て下さい。

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。

                                   2018年デカバス捕獲実績7割