2018年、梅雨時でもイマイチ水温が上がらず、例年よりデカバス捕獲が難しい6月の琵琶湖南湖。
難しいながらもアユを意識したスピナーベイト、ジャークベイトでデカバスを捕獲するパターンは成立します。
ジャークベイトで45cmのデカバス、他を捕獲した状況の詳細を水中動画つきで解説しますので、皆様のデカバスゲットにお役立て下さい。
パッと読むための目次
琵琶湖南湖でジャークベイトでバスが釣れる条件まとめ
まずは、巻物パターンといってもいつ、どんな場所で使えばいいか?
いろんな巻物がある中でどんな状況でジャークベイトを使い分けるか?
について解説しますのでご参考下さい。
放水量が250m³/sの日が続きアユが流入している
まずは巻物が反応しやすくなる一番大きな要因である放水量(ベイト)についてご紹介します。
巻物が反応するのは、アユやハスといった盛んに泳ぐベイトが北湖から南湖に流入している時になるのですが、いつ流入するかというと、南郷洗堰の放水量が多い時に流入します。
2018年6月20日に大雨が降って以降、5日間くらい連続して放水量は250m³/sとなっていて、この期間に琵琶湖南湖で釣りをすると大量のアユが確認できる状況になっています。
アユ、ハスが流入する放水量の多い時は、巻物に反応しやすいという事をまずは覚えておいて下さい。
水の流れがヨレる場所を狙う
放水量が多い時に巻物というのは分かった、じゃあどこを狙えばいいか?ということになりますが、場所としては流れがヨレる場所です。
どんな場所で流れがヨレるかというと、浚渫(人工的に掘られて深くなっている所)、ハンプ(浚渫エリアの堀残しで浅くなっている所)などがあって水深に変化がある場所、岬周りの裏側、ウィードが水面近くまで高く生えている場所付近等がヨレる場所になります。
そういった水のヨレる場所に、アユやハスがたまりやすく、バスも入ってくる状況が成立します。
風が穏やかな時に狙う
巻物といっても、スピナーベイトやバイブレーション、チャターベイト等、様々な種類があります。
最近のブログを見てもらうと、何度もスピナーベイトで釣果をあげているのですが、スピナーベイトとジャークベイトのルアーの使い分けについてご紹介します。
スピナーベイトとジャークベイトの使い分けは、風と透明度で使い分けています。
風がある時、透明度が低い時程、スピナーベイトを選択し、風がない時、透明度が高い時ほど、ジャークベイトを選択します。
ジャークしてちゃんと止める
ジャークベイトの最大の特徴は止める事ができる事です。
ジャークして止める、ジャークして止めるというメリハリの聞いたアクションで、止めた瞬間にバイトする事が多く、止めないと喰ってこない事がほとんどです。
ジャークベイト(ミノー)は主にサスペンドミナー、フローティングミノーがありますが、6月はバスの目線が上気味なのでフローティングミノーがおすすめです。
ジャークベイトで45cm捕獲した時の状況
ここからは、ゲストさんと琵琶湖南湖に出かけて、45cm他をジャークベイトで捕獲した時の状況を解説します。
概況
晴れ/微風
気温 18/小潮
水温 瀬田川 23.0
琵琶湖大橋 21.8
安曇川沖 20.8
5点平均水位 -14
放水量250m³/s
ジャークベイトで45cmのバス捕獲状況とウィードに潜むデカバス水中動画
この日はブログ前半で解説している通り、連日の放水量UPで水面にはピチャピチャアユが跳ねている姿が見える程、たくさんのアユが流入していました。
ポイントは水深の変化がある浚渫エリアのハンプを選択、ウィードが水面下50cmくらいまで生えている場所で、風がなく穏やかだったので、ジャークベイト(ヴァルナ、フローティング)を選択。
ゲストさんがジャークベイトを使うのは初めてだったので、動かし方を解説していると不覚にも私の竿にバイトが。
上がってきたのは、コンディションのよい45cmのデカバスでした。
その後、いろんなルアーをゲストさんにキャストしてもらいますが、反応がありません。
バスがいるのかをチェックするために水中カメラを投入すると、ウィードに潜むデカバスを発見!
確実にデカバスがいる場所でキャストしてもらったのに、結局ゲストさんには釣ってもらえず悔しかったです。
やはりデカバスはいるんですね。
まとめ
いかがでしょうか?
バスの適水温でもある6月の琵琶湖南湖で流入するベイト、風の有無でスピナーベイトやジャークベイトを使い分けて、ぜひデカバスを捕獲して下さいね。