スピナーベイト連発時と沈黙時の違いが分かる琵琶湖水中映像|52他釣果

連日300トン放水が続く琵琶湖南湖。

6月初旬から15日まで毎年恒例の放水量が多い時期にオススメのスピナーベイトで、2名のゲストさんと3時間で52cm、42cm、他40クラスバラシ釣果時の詳細レポートを水中動画を交えてご紹介。

皆様のデカバスゲットにお役立て下さい。

2018年6月の琵琶湖でスピナーベイトの使い所

前回、琵琶湖でのスピナーベイトの使い所について、どんな場所でどんなタイミングで狙えばいいかについてまとめたブログがあります。

今回は、前回書ききれなかった情報を追加で補足しますので、前回のブログと今回のブログを読み比べてもらえたら、理解が深まると思います。

ウィードが少ない傾向の年によくなる6月の琵琶湖のポイント

2018年は例年に比べてウィードが少ない年です。

ようやくウィードが繁茂し始めていますが、それでも例年に比べて、現時点でウィードが水面まで伸びているポイントがほとんどなかったり、ウィードの絶対量が少ない年です。

そんな年の春は、バスは浚渫やミオ筋といった地形変化に居着くバスの絶対量が例年より多く、地形変化に絡んだポイントでスポーニングをしていました。

そして、スポーニングを終えたバスはスポーニング後も大きく移動せずに、地形変化に絡んだウィードに居着く傾向があります。

6月となるとそれなりの高さにウィードが生育してきますので、地形変化があってかつ、ウィードが絡んだ場所があると、バスの密度が濃い場所となります。

ウィードが少ない年の6月は地形変化+ウィードが絡む場所がデカバススポットとなる事を覚えておいて下さい。

スピナーベイトと相性がいい琵琶湖南湖のウィード

地形変化とウィードが絡む場所の中で、もう少しバスの居場所を特定するためにキーとなるのは、縦系ウィードです。

アフターは縦ストを狙え。

という言葉がありますが、縦系ウィードはアフターのデカバスが居着く場所と、6月で日差しが強い際にシェードが形成されて身をひそめる場所になり、2つの種類のデカバスが狙えるのが6月の縦系ウィード狙いが魅力的な根拠です!

縦系ウィードには、主にフサモとエビモの2種類がありますが、今回のテーマであるスピナーベイトで釣りをする場合に、オススメなのがフサモになります。

なぜなら、フサモのほうが柔らかくて、スピナーベイトを引いても、ウィードを拾ってこないため、フサモが生えている上と水面の間にスピナーベイトを通す狙い方と、フサモが生えている所と生えていない所の際(ウィードパッチ)にスピナーベイトを通す狙い方ができます。

エビモはフサモに比べて固くて強いため、エビモの上を通すとウィードがひっかかる場合が多くなるので、エビモの上をトレースしてもスピナーベイトでは食わせられない場合があります。

もちろん、各ウィードのトップと水面までどれくらいの高さがあるかによって、エビモでもスピナーベイトで上を通す釣りも成立する場合もありますが、フサモのほうがスピナーベイトで狙う場合は狙いやすいです。

なお、スピナーベイトでエビモやフサモが束に生えている際を通す釣り方もあるのですが、視点の低いフローターにはあまり向かないので、フローターやゴムボート等、座って釣りをするタイプの釣りをする方でスピナーベイトで釣りたい方は、フサモ狙いが良いです。

エビモ狙いの場合は、ワームのノーシンカー等、狙い方が変わってきます。

スピナーベイトで52cm、42cm、他40UPバラシ時の詳細レポート

ここからは初めてフローターに乗られた方とフローター歴2回目の2名のゲストさんをご案内し、3時間で52cm、42cm、他40UPバラシの釣果となった状況の詳細をご報告します。

概況

釣行日は2018年6月10日、概況は以下の通りです。
曇り/弱風
気温 17/中潮
水温 瀬田川 22.3
琵琶湖大橋 22.3
安曇川沖 20.6
5点平均水位 -5
放水量300m/s

現在の琵琶湖南湖でウィードが伸びるポイントをスピナーベイト狙いで42cm

上記でご紹介の通り、地形変化にフサモが生えるポイントを選択。

魚探にいい感じにウィードが映っています。

ちょうど朝マズメ時で若干、風も吹いている状況でした。

連日の釣行で鮎が大量に入っている事が分かっていたので、ゲストさんには迷わずスピナーベイトを選択してもらいました。

スピナーベイトでは釣れる気がしないとのゲストさんだったのですが、場所、タイミング、ベイトの状況、これまでの実績を考えるとスピナーベイトがハマる可能性があると思いキャストしてもらいました。

同ウィードポイントで52cm!琵琶湖最高の一発

条件がそろうとスピナーベイトは答えが早いです!

キャストして10投もしないうちに、ゲストさんが釣れました!との声が。

アフターから回復して元気にファイトしてくれる42cmのグットサイズでした。

続けて、同じポイント付近をキャストしてもらうと、再びバイトが!

今度は重量感たっぷりの強烈な引きで、上がってきたのは、ゲストさん自己更新の52cmのデカバスでした!

こんなデカバス見たことないと、興奮気味のゲストさんの姿をみて、こちらも非常に嬉しくなりました!

良いバスを釣っていただきありがとうございます。

その後、もう1人のゲストさんにもスピナーベイトで待望のバイトがありましたが、ファイト中に惜しくもバラし。

見えたのは40クラスのデカバスでした。

フローターガイドはバスがいるポイントにはご案内させていただきますが、自身でフローターを操作し、キャストしてデカバスを釣り上げることになり、自由性が高い釣りになるので、満足度が高い釣りを楽しんでいただけます。

バイト沈黙後に撮影、琵琶湖南湖水中映像で分かったバスのレンジ

上記ラッシュの間が30分くらいの間で、その後、沈黙しました。

風も落ち着いてきたこともあり、スピナーベイトからスライドフォールジグ3.5グラム、フリックカーリーの7.8インチのライトテキサス3.5グラムを選択してもらい、キャストしてもらいましたが、追加のフィッシュは捕獲できずでした。

スピナーベイトラッシュが終わった後に水中カメラで様子を確認すると、バスの姿が。

しかし、バスは水深3M程のボトムに寄っている状況でした。

ラッシュ時のバスのレンジは水中カメラで確認できていないので、ラッシュ時もボトムにいて食いあげてきたのか、ラッシュ時(マズメ時)は表層付近にいてマズメ時が過ぎてボトムにレンジを変えたのかは分かりませんが、スピナーベイトで反応がなくなった事は確かなので、タイミングによってルアーを変える必要性は高いです。

Nさん、Sさん、ご利用くださりありがとうございました!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

地形変化+縦系ウィードが絡むポイントで、活性の高い時間とそうでない時間を意識してルアーを使い分けて、ぜひデカバスゲットをして下さい。

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。