琵琶湖バイソンウェーブガイド

琵琶湖南湖でスピナーベイトが効く条件解説|54、40UP3本釣果報告

ブラックバスの適水温と言われる20〜25度台の水温になっている琵琶湖南湖。

梅雨時期ににあたる6月の琵琶湖南湖でのスピナーベイトの出しどころを解説しつつ、スピナーベイト等を使って54cm+40アップ3本を3時間で釣った時の詳細を水中動画付きで解説。

皆様のデカバスゲットにお役立て下さい!

琵琶湖南湖スピナーベイトの出しどころ

それではまず、琵琶湖南湖でいつ、どんなところでスピナーベイトを活用すればいいか?について詳しくご紹介していきます!

放水量が多い時

琵琶湖南湖はバスの居場所や使うルアーは南郷洗堰の放水量によって使い分ける必要があります。

放水量が多い時は、スピナーベイト等の巻物が有効になる事が多いです。

何故琵琶湖南湖で放水量が多い時にスピナーベイトを使うべきか、理由は2点あります。

1:北湖から鮎やハスのベイトが流入してくる

実は、琵琶湖南湖は、鮎、ハスが生まれて定住して生息する事はありません。

鮎、ハスは北湖で生まれて生息する生き物です。

しかし、放水量が多い時は、北湖の鮎、ハスが南湖に流入してきます。

そんな時は、巻いて使うのがメインのルアーであるスピナーベイトがマッチ・ザ・ベイトとして活躍してくれます。

2:流れが早い事でバスの活性が高くなる

6月を過ぎると太陽の日差しが強くなるので、水通しがよい方がバスの活性が高くなる傾向があります。

放水量が多いと、流れが強くなりバスの活性も高くなるので、スピナーベイト等の巻物を積極的に追いやすくなります。

マズメ時、風が吹いた時、曇った時

スピナーベイトは条件が当てはまると、続けてヒットしやすいルアーですが、条件はいくつもの要因を重ねないと釣果に結びつきません。

その条件の一つがタイミングで、朝夕マズメ時、風が吹いた時、太陽が雲に隠れて曇った時といった、タイミングはバスがフィーディングに入る引き金になるので、スピナーベイトが有効になってきます。

琵琶湖を台風が通過した次の日

スピナーベイトは濁りや強風に強いルアーになります。

琵琶湖南湖で台風が通過した日の次の日等で、雨量が多くて川から濁った水が流れ込み、琵琶湖南湖に濁りが発生している時は、スピナーベイトのフラッシング効果が、バスのスイッチを入れてバイトを誘うルアーになりやすいです。

琵琶湖の流入河川付近

台風が通過してなくても、流入河川の河口付近は、北湖から流れてきた鮎、ハスがいたり、スピナーベイトがマッチ・ザ・ベイトになりやすいベイトが溜まる場所を形成するので、スピナーベイトを使うべきポイントになります。

琵琶湖南湖でウィードが水面下1Mくらいまで達しているポイント

鮎、ハス等の横の動きが主となるベイトがいる場合は、基本的に様々な巻物ルアーへの反応が向上します。

様々な巻物ルアーの中で、スピナーベイトが最も優れている所は、ウィードの回避性能が高い事です。

ウィードが成長し、場所によってはウィードジャングルとなりつつある6月の琵琶湖南湖において、ウィードが水面下、1Mからぎりぎりまで伸びているような場所では、スピナーベイトが活躍してくれるシーンが多いです。

琵琶湖でスピナーベイト等を使って野太い54cm捕獲釣果詳細レポート

ここからは実際の釣りで54cmを筆頭にスピナベが炸裂した時の詳細をご報告します。

どのような場所、タイミングで釣れたか、ご参考下さい。

概況

釣行日は2018年6月9日、概況は以下の通りです。

曇り/中風
気温 21/若潮
水温 瀬田川 22.3
琵琶湖大橋 21.5
安曇川沖 21.9
5点平均水位 -5
放水量300m/s

開始5投目で45cmネコリグでの釣果

ポイントは琵琶湖南湖東岸を選択。

常連のゲストさんと釣行にでかけました。

ウィードが伸びつつあるので、そろそろマンメイドでの釣りは終わりかなと思いつつも、念の為、マンメイド狙いからスタート。

すると、開始わずか5投でバイトが。

上がってきたのは、45cmの良型バスでした!

ストラクチャーにアノストネコ7インチは最強の組合わせです。

光量が少ない時間帯は、ブラック系やスカッパノン系、明るくなってくると、夏は赤色のカラーがオススメです。

スピナーベイト炸裂!30分の間に3本追加

次に、ポイントを移動し、マズメ時にフサモが水面下50センチくらいまで生えているポイントに到着。

ここでOSPのタイフーン(1オンス)を選択し、キャスト。

アクションはただ巻き。

キャストして着水と同時に、リーリングするだけで、バイトウィードがひっかかるか、ひっかからないかを意識しながら巻くだけです。

すると、強烈なひったくりバイトが。

上がってきたのは、42cmのグットサイズでした。

引き続き、キャストを繰り返すと、連投でバイト!

さっきより明らかに強烈な引きを感じ、上がってきたのは、北湖の魚を思わせる54cmのデカバスでした。

いい感じに上顎にフッキングできてます。

その後、スピナベをゲストさんに託して、私はジャークベイトを選択。

ジャークベイトは最大水深が2Mくらいになりますが、キャスト後に多めに巻くと深いレンジを引くことができ、少なめに巻くと、浅いレンジを引く事ができます。

このポイントは水深が3M程なのですが、ウィードトップが水面下50Mくらいの場所だったので、キャスト後、3回転くらいでジャークを行いました。

すると、ジャークして止めた瞬間にバイトが!

上がって来たのは41cmバスでした。

狙い通りに3本のバスをスピナーベイトやジャークベイトで捕獲する事ができ、楽しい釣行になりました。

今回、釣果が上がったのが、マズメ時にバイトが集中した事が大きな要因です。

ポイント、ルアーがあっていても、タイミングが揃わないとバイトに結びつかない所がバス釣りの面白さであり、難しい所でもあります!

最後に釣れたポイントの水中動画をご紹介します。

ボトムにカナダモがあり、縦系ウィードのフサモ等いい感じにウィードが生えている様子がわかります。

ゲストさん、ありがとうございました。

まとめ

いかがでしょうか?

放水量が多い日のマズメ時等で、水面近くまでウィードが生えているような状況が重なる場合、スピナーベイトで釣れる条件が当てはまっていますので、いくつかの条件が重なるタイミングでぜひ、スピナーベイトを選択してデカバスゲットをお願いします!

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。