感動したの嬉しい感想|琵琶湖バスガイドでゲストさんにご満足頂くために

先日初めてご利用のゲストさんに57㎝を釣っていただいた時に「感動した」という非常に嬉しいメッセージをいただきました!

バスフィッシングは自然相手であり、必ず釣果が保証できる訳ではありません。

デカバスを釣っていただくために最大限のサポートをする事が琵琶湖でガイドをする上での務めですが、自然相手のスポーツだからこそ、デカバスが釣れる事だけでなく、ゲストさんに喜んでいただく事を目的とし、何を伝えてどんなガイドをすれば良いか?を常に考えています。

今回は、どんな事を考えてガイドさせてもらっているかについてご紹介しますが、ブログの最後には、57㎝を釣っていただいた状況詳細を解説していますので、最後までブログお付き合い下さいね。

魚がいるポイントでガイドする

フローターガイドは基本的に3時間でエレキでの釣りになるので、時間と移動スピードが限られているため、効率よく釣果をあげる事=バスがいるポイントにご案内する事が最も重要になります。

バスがどこにいるか?については、シーズンや釣りに出かける日の様々な状況で変わってきます。

琵琶湖で1年を通して同じポイントにバスがいる事はない

シーズン毎のバスの居場所をどうやって判断しているか?については、季節ごとのバスの居場所の根拠を水中映像を交えてご紹介したブログがあるので、そちらをご参考下さい。

例年、12月から5月にかけての南湖や、6月から3月にかけての北湖は、ピンスポットでデカバスの居場所を特定しやすく、釣果にも繋げてもらい易いです。

6月から11月の南湖でも、おおよそのバスの居場所を特定する事はできますが、ウィードが繁茂してウィードにバスがつくため、ピンスポットまで特定は難しいですが、バスがいる可能性が高いエリアをガイドして釣果に繋げてもらう事は可能です。

また、4月、5月の北湖は、ピンスポットでデカバスの居場所を特定できますが、透明度の関係でバスが釣れるタイミングが短くなる傾向で、口を使わせることが難しく、釣果が伴わない事もあるのでゲストさんの要望がない限りはガイドでご案内はしていません。

水中カメラで必ずバスがいるかを判断する

バスがピンスポットでつきやすい条件を絞って、非常に高い確率でデカバスがいる場所で釣りができるのが、琵琶湖フローターガイドのPRポイントです。

実際、この3月からのガイド成績は8割の確率で魚が釣れていて、50UP以上が釣れたのは7割となっています(釣行時間は3、4時間)

どうやってバスがいる場所にガイドできているかを判断しているかというと、釣れたかどうかというのと、一通りキャストしてもらった後に水中カメラで水中の様子を調べて判断しています。

バスが釣れなかった時には、バスが居なかった場合、バスは居たけど口を使わなかった場合と2つの要因があります。

確実に釣りがうまくなるためには2つの要因を正しく把握する事がキモであり、必ずゲストさんに把握してもらう事を徹底しています。

琵琶湖の変化に富んだ水中の様子や魅力をガイドする

琵琶湖に限らず、釣りガイドをする場合は、ガイドが知っている水中の様子をゲストさんに伝えるスキルは重要なスキルです。

水中は水上からは想像できない程多くのバスやベイトフィッシュが群れていたり、ウィードが生えていたり、地形変化に富んでいたり。季節毎に様々な魅力が広がっている場所です。

琵琶湖バスガイドの基本スキル、口で伝える事は難しい

百聞は一見にしかず、ということわざがあるように、釣るために必要な情報や水中の魅力は、口で伝える事だけでは難しく、見てもらう事が最もシンプルで伝わります。

ですので、水中カメラを活用することがバスガイドにとっては釣果の次に大切なスキルだと考えています。

今回のブログの最後にご紹介するゲストさんをガイドした時は、非常にたくさんの稚ギルが溜まっているポイントにご案内したのですが、ガイドの最中に水中カメラで撮影して水中の様子をゲストさんにお伝えする事で、その様子を理解していただきました。

仮に釣れなくても、水中の地形やベイトの状況、デカバスの有無を正確に伝える事で、次のレベルUPに繋げていただけると考えています。

根掛かりしない釣り方をガイドする

バスがいる場所にガイドした場合しても、釣果に必ず結びつかない所がバス釣りの難しさであり、魅力でもあります。

バスが確実にいる場所で釣りができている場合を前提として、釣果を最大化するために重要な考えを詳しくご紹介します。

釣れない要因は、自然要因と人的要因に分けて考える事が大切

釣れない要因は、自然要因と人的要因に分けて考える事が大切です。

自然要因とは、天候の影響等でバスのコンディションが悪く、バスが口を使ってくれない事を表していますが、ほとんどの場合は、人的要因で釣果に繋がらないと考えています。

人的要因で釣れないとは、バスにプレッシャーがかかって釣れない事と、ルアーがバスにあっていないので釣れないという事に分けられます。

プレッシャーを与えるのは人であり、プレッシャーをかけない方法を伝える事がバスガイドの役割

バスにプレッシャーがどうやったらかかるかというと、バスボートがたくさん通過したり、バスがいるポイントにエレキで近づきすぎたり、根掛かりしてしまう事でプレッシャーがかかります。

琵琶湖フローターガイドの場合、バスボートの営業時間外にバスがいる場所で釣りができるため、バスボートのプレッシャーを避けて釣りができるので、そこについてはボートが営業開始するまでは気にしてもらう必要はありません。

しかし、バスがいるポイントにエレキで近づき過ぎるというのは、有り得る状況なので、バスの居場所には気を遣ってゲストさんに近づかないようにアプローチしてもらう事を心がけています。

フローターは、フィンでアプローチできるため、極限までプレッシャーを抑えて釣果が期待できる事が大きな魅力なので、魅力を消さないよう、バスに不用意に近づかない事は徹底すべき事です。

最も人的プレッシャーになり得るのは根掛かり

人的プレッシャーを与えてしまわないために最も気をつけるのは、根掛かりです。

根掛かりしてしまうと人的プレッシャーを与えてしまい、釣れなくなるので、なるべく根掛かりしないルアーから投げてもらう事、地形の変化を正しく伝えて根掛かりしない方向でキャストしてもらう事を心がけてガイドをしています。

根掛かりしないルアーを選択する。

シンプルですが、青木大介さんもその重要性を語っている書籍があるので、よかったらご参考下さい。

ゲストさんが57㎝のデカバスを捕獲!詳細解説

ここからは、初めましてのゲストさんが初めてのフローターで57㎝のデカバスをゲットされた状況を詳しくレポートします!

概況

ガイドさせてもらったのは、5月11日(金)です。

フローターガイドは基本、土日祝でガイド可能ですが、平日もお問い合わせしてもらえらた調整可能な日も多いので、ぜひお問い合わせお願いします

まずはこの日の概況をご紹介します。

晴れ/微風
気温 6/若潮
水温 瀬田川 16.7
琵琶湖大橋 15.6
安曇川沖 13.8
5点平均水位 +19
洗堰放流 280

根掛かりしない狙い方に変更して捕獲できた57㎝のデカバス

この日は夕方に出撃しました。

このポイントは水中にゴロタ石が絡むポイントで、ゴロタ石が終わった付近にバスがついているのでゴロタ石のエッジに対してルアーをアプローチする事が重要でした。

実際の水中の様子はこんな感じで、ゴロタ石がゴロゴロしています。

ライトテキサス、ヘビダン、デラクーをキャストしてもらいましたが、ゴロタ石に根がかかってしまう事が多く、1回怪しいバイトがあったくらいで反応がありませんでした。

この日は予報が外れて風が強く、フローターを同じ位置にキープしてもらう事が難しく風でフローターが動かされてしまい、ゴロタ石エッジ付近を狙えるポジションで釣りをしてもらっても、ゴロタ石が密集している位置に流されてキャストしてしまうような状況で根掛かりが多くなってしまいました。

そこで、オープンウォーター側からゴロタ石エリアを目指してゴロタ石に対してダウンヒルになるようにキャストしてもらう釣り方ではなく、ゴロタ石が高く積み上がっている側にポジションをとって、オープンウォーター側にキャストしてもらう事でゴロタ石をアップヒルで狙える釣り方に変更してもらいました。

また、なるべく根掛かりがしなくなるように、ネコリグをキャストしてもらいました。

という事で、根掛かりしにくい狙い方に変えてもらうと待望のビックバイトが!ジャンプして見えた魚体は明らかにでかくで、50後半は確実でしたが、痛恨のフックオフ!

ようやく訪れたビックバイトがバレてしまい、撃沈ムードでしたが、引き続きキャストしてもらうと再びバイトが!上がってきたのは、57㎝のブリブリのデカバスでした。

釣れたのはアノストネコの7インチ、陽も落ち始めて光量がかなり落ちていたので、カラーはブラックを選択してもらいました。

始めてのフローターで、デカバスを釣っていただけた結果、あとからラインで感動したとの嬉しいお言葉をいただいた事は忘れません!

何より、「これハマりますね〜」と何度もフローターに乗る事の楽しさを呟いて下さっていたのが嬉しく、ガイドさせてもらって良かったと心から思います。

まとめ

いかがでしょうか?バスのいる場所で釣りをする、バスにプレッシャーを与えないように近づき過ぎたり根掛かりを避けるルアーを選択する等、様々な要因を工夫して再現性のある形で釣果を期待してもらえるのが、琵琶湖フローターバスガイドになります。

キャストの巧さや高いルアーが釣果に繋がるのではなく、基本を徹底すれば確実に釣りが上手くなるので、皆さんもぜひデカバスゲットして下さいね。

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。