琵琶湖バイソンウェーブガイド

デカバス群れ水中映像|琵琶湖北湖で釣果を導くベイトフィッシュパターン

みなさんは水中で泳ぐバスの群れを見た事がありますか?

フィーディングでバスが入ってくるという言葉を聞かれた事があると思いますが、実際、水中でどうなっているのかをご存知ですか?

デカバススポット琵琶湖北湖でのバスの群れを捉えた水中映像をご紹介して、みなさんの釣果に繋がるようブログを作成しましたのでご参考ください!

釣果を導くために理解すべきバスの習性

実はバスは2種類のバスが存在しているのをご存知でしょうか?

バスフィッシュングの本場、米国で証明された事実を元に、2種類のバスについてご紹介させていただきます。

生涯、単独で過ごすバス

バスの発祥の地となるアメリカではバスの生態に関する研究も盛んに行われています。

その研究の成果をまとめた非常に興味深いDVDで、アングラーのために何年にも渡ってバスの生態について調査した結果をまとめたDVD「BIGMOUTH FOREVER」というDVDがあります。

そのDVDによると、バスの生態は2つに分かれるそうで、一生2つの生態に別れて行動するそうです。

その1つの生態とは、生涯1度も群れることなく、単独でストラクチャー等に身を潜めて過ごすというものです。

生涯、群れで過ごすバス

単独で過ごすバスがいる一方で、群れを形成して過ごすバスがいるようです。

今回、ブログの最後にも群れで過ごす琵琶湖北湖のデカバス水中映像をご紹介していますが、群れで過ごすバスは確かに存在しています。

連発、ダブルヒットというバス釣りをする上でエキサイティングなシーンを経験された方も多いと思いますが、そういった釣果が起こる場合は、群れでバスが入ってきている事がほとんどだと思います。

琵琶湖北湖と南湖のベイトフィッシュの豊富さの違い

今回、水中動画を撮影したのは琵琶湖北湖です。

琵琶湖の北湖と南湖。

どちらもデカバス釣果が狙える日本で最も人気のあるポイントですが、ベイトフィッシュという観点で北湖と南湖についての違いをご紹介します。

なぜ北湖バスはウェイトが大きい?

北湖と南湖は、どっちもデカバス釣果が狙えますが、ウェイト、サイズともに、よりデカいバスが釣れるのは北湖です。

写真はゲストさんが今年の1月に釣られた5Kgオーバーのロクマル、真冬に釣れた最高の1本です

では、なぜ北湖のバスは南湖よりウェイト、サイズ共にデカいんでしょうか?

答えは北湖の方がベイトフィッシュが豊富だからです。

ベイトフィッシュが豊富な事が分かる水中映像

北湖と南湖では、ベイトの量が圧倒的に違います。

流入河川の規模、湖の体積において北湖の方が比べ物にならない程、規模が大きく、ベイトの種類がたくさん存在しています。

例えば北湖のある漁礁に水中カメラを投入してみると、すごい数のベイトが群れているが分かります

有名な鮎が産卵を迎えるシーズンでは、北湖の流入河川の河口周辺に大量の鮎が集まり、その鮎を狙ってバスが集まります

下記、写真では分かりにくいですが、水中動画記載のブログをクリックして水中動画を見てもらうと、鮎の大群が泳いでいる様子がよく分かります。

もちろん、南湖でもベイトの群れに遭遇することはあります。

ディープホールの周辺など、大量のブルーギルが映った事もありますが、年中水中カメラで観察している中で、ベイトが大量に映る頻度は、圧倒的に北湖の方が多いです。

ブログの後半にはもう1つ、北湖でベイト群れの撮影に成功したプログURLを記載していますので、最後までブログを読み進めて下さいね。

釣果直結!群れバスポイント水中映像

ベイトフィッシュの豊富さが分かる水中映像を紹介させてもらいましたが、そんなベイトフィッシュを狙って、ここからは、デカバスがフィーディングで群れているデカバス映像をご紹介しますのでぜひ参考にしてもらい、釣果に繋げてもらえたらと思います。

撮影場所は北湖西岸、ゴロタ石ポイント

今回撮影したのは、北湖の有名ゴロタ石ポイントです。

季節は4月中旬で、産卵を意識して越冬場所から魚がシャローにあがり始める状況になります。

シャローに上がりきる手前にゴロタ石が密集している、いわゆるバスのコンタクトポイントになる所があるのですが、そのポイントに到着すると、魚探には大量のベイトが映っていました。

これだけベイトが映っていると、デカバスの期待が高まります。ということで早速一級ルアーでチェックしてみました。

スイムジグで痛恨の2バラし、ルアーによる反応の違い

このポイントに到着した時には、最初ネコリグを投入して反応を見ていました。

ここならバスは食ってくるだろうという場所を、丁寧に探りましたが、ネコリグでは一切反応がありませんでした。

魚探のように大量のベイトが映っていたので、ルアーをスイムジグに変更し、キャスト。

すると、すぐに反応が!

ブリブリのファイトでもう少しでランディングだったのですが、惜しくもフックオフ。

続けて、同じくスイムジグをキャストしていると、再びバイトが。

残念ながらまたもやランディング前にバラしてしまい、その後反応がなくなりました。

反応がなくなったタイミングで水中カメラを投入してみると、驚きの映像が!

このうち2匹をバラしたと思うと悔しさが高まりますがこれだけ多くのバスが群れている姿をカメラに収めることができ、大興奮です!

釣果に差が出るルアーによる反応の違い

ネコリグでは一切反応なく、スイムジグに変えた途端バイトが。

今回の経験を元に、バスの生態とルアーローテーションの大切さについて考えてみます。

単独行動のバスに効くネコリグ

ネコリグは超一級の食わせれるリグです。

特に北湖のストラクチャーにおいての実績が高く、信頼できるルアーです。

漁礁、取水塔等のピンスポットやボトムがゴロタ石などのロックエリアにおいて、ネコリグは絶大な釣果が期待できます。

北湖の安曇川付近にあるポイントではベイトが群がるストラクチャーでネコリグを使ってバスを5匹捕獲した事があります

これまで水中映像を見てきた経験から、取水塔等のピンスポットには、単独で行動するバスが多いという印象があります。

もちろん、取水塔にはバスが1匹しかいない訳でなく、複数いることが多いです。

ただ、複数のバスがいるのですが、行動をよく観察してみるとバラバラの動きをしているので、こういったバスは群れで行動するバスでなく、単独で行動するバスなのかと考えています。

たまに、取水塔でも群れで入ってきているバスの姿をカメラに収めたことがありますが、頻度は少ないです。

群れで入ってきているバスは、体の向きや動きが同じなので、群れで入ってきていると判断しています。

一方で、ピンスポットを狙う時には、ネコリグは非常に高いデカバス釣果の実績があります。

ということで、ピンスポットには生涯、単独で過ごすバスが居着きやすく、単独バスには、ネコリグなどのボトム系のルアーが効きやすいという1つ仮説を導く事ができます。

勝手な想像になりますが、生涯、単独で過ごすバスは、動きの早いベイトフィッシュが居ても、仲間同士でベイトを追い込んで食べるという方法をとらないので、ストラクチャーに影を潜めて、前を通ったベイトを捕食したり、動きの遅いボトム系のベイトを好んで捕食する、というイメージです。

群れで過ごすバスに効くスイムジグ

生涯、単独で過ごすバスがストラクチャーに影を潜めて、ボトムのベイトを捕食するのに対して、生涯、群れで過ごすバスは、動きの早いベイトフィッシュの群れをメインに捕食しているのでは、と考えます。

だからこそ今回のように、ネコリグで反応がなかったのに、スイムジグという横方向に動くベイトを演出した時に反応があったのでは?と思わざるを得ないです。

どんなポイントに群れでバスが入ってくるかというと、北湖の場合は岬周りや河口周辺、南湖の場合は浚渫で深くなった場所やメインチャネルに隣接するウィードフラットエリアです。

以前のブログで北湖東岸ロックエリアの岬周辺で群れるデカバス映像の撮影に成功したブログがあるので、良かったらご参考下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか?バスには単独で過ごすバス、群れで過ごすバス、2種類のバスが存在することを前提に、単独で過ごすバスにはボトムの釣りで狙い、群れで過ごすバスには巻物系で狙うというルアーの使い分けをすることで、デカバスゲットの釣果に繋げて下さいね。

普段通われているポイントで、水中のバスの動きを観察したい方は、ぜひご予約お願いします!

360度水中カメラで撮影できるので、確実にポイントの様子が分かるのでご参考いただけるかと思います。

ポイントの様子を魚探、360度水中カメラで確実に把握し、朝一番に誰もいない状態でデカバスがいるスポットにルアーを投入できる、ゼファーボート、水中カメラ、エレキ、魚探つきフローターフィッシングはいかがでしょうか。ご予約お待ちしています。